世界初のトランジスタが生みだしたベル研究所はこれまで、研究により7つのノーベル賞を受賞しました。
そして、ソニーを作った井深大がトランジスタと出会い、「トランジスタラジオ」を開発。その後のソニーのグローバル企業の歩みにおいて重要な役割を果たしました。
そんな研究所にて、世界で初めてC言語が開発されました。そのC言語から発展したのはC++。C言語を学校で第一言語として学習した人も多いのではないでしょうか。その流れもあり、C++を使う人が多いのです。
今回は、C++のフリーランス案件について紹介していきます。
なお、本記事はフリーランスのエンジニアに案件を紹介するエージェントサービス「ポテパンフリーランス」がお届けしています。
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目次
そもそもC++とは
まずはC++の概要について理解しておきましょう。C++とは、広く普及しているオブジェクト指向型の高水準プログラミング言語の一つで、C言語を拡張したものです。
AT&Tベル研究所のBjarne Stroustrup博士が、事象駆動型のシミュレーションを記述するためC言語を拡張した言語として開発されました。
C言語を始めこれまでのプログラム言語は、最初にデータの定義を行いそのデータを処理する手続きを記述する手続き型の言語であったため、現実の事象を表そうとしたときにデータの定義や手続きの記述が複雑になってしまう問題がありました。
関連するデータとこれを用いる処理を1つのグループにまとめたオブジェクトにすることにより、現実の事象を表した理解しやすいプログラムを記述できると考え、オブジェクト指向の概念が生まれました。
他の言語との違い
それでは、C++は他の言語とどう違うのでしょうか。C++は、C言語の拡張版のような言語で、Javaと大きくちがうのはC言語との互換性を保っていることです。そして、比較的大規模な、かつ複雑なプログラミングに適している言語になります。C言語にはない要素として、クラスの定義や継承などのオブジェクト指向プログラミングのための要素や、関数や演算子のオーバーロード(多重定義)、テンプレート、仮想関数、例外処理、名前空間などが追加されています。
ちなみに、C++という名称の由来は、C言語に存在する算術演算子の一つで、整数型の変数の値に1を加えるインクリメント演算子「++」からと言われています。
C言語の仕様を引き継いで機能を拡張した言語は他にもあり、C++と同じくオブジェクト指向的な拡張を施した「Objective-C」が有名です。
C++の3つの特徴
クラスと派生クラス
C++の最大の特徴としては、オブジェクト指向の概念であるデータと命令をクラス内で組み合わせるという機能にあります。また、C++ではこの概念をさらに発展させ、新しいクラスを作成する際に既存のクラスを継承した派生クラスとして作成できるようにしていることもC++の特異性の一つです。
仮想関数
C++は、もととなるクラスにて関数を仮想関数として定義することで、変数の型に関連する関数ではなく、その変数に格納されたオブジェクトの実態に関連する関数が実行できるようになります。関数と演算子の多重定義
C++は、同じ関数名や演算子で複数の定義を行うことができます。関数や演算子で扱う変数の型が違っていても同じ関数や演算子を用いて処理を行うことができます。C++の求人案件トレンド
次は、C++の求人案件トレンドをみていきましょう。C言語を学校で第一言語として学習した人も多いのではないでしょうか。
その流れもあり、C++を使える人は多くなっています。組み込み分野ではC言語が主流で需要も高く、コンピューターの生態系を知る上で役に立つ言語と言えます。
C言語の歴史は古く、以前はプログラマなら使えて当然と言われるほど主流なものでした。構造化プログラミングに最適で、移植性が高くプログラムの実行速度が早いといった性質があるため、PCアプリケーションや家庭用ゲームソフトや家電製品の制御などあらゆる場面で使用されている言語です。
そして、C言語にオブジェクト指向の仕様を追加して進化させたのがC++です。C言語と互換性もあるため、現在世界でもっとも普及しているプログラミング言語です。
習得難易度は高いと言われていますが、C言語やC++言語を元にさらにオブジェクト指向的に開発された言語がJavaで、PHPの文法もC言語に似ていることから、C/C++から学び始めるエンジニアも少なくありません。
汎用性が高くデバッグも容易な言語のため使用している現場が多く、特にC++ができるエンジニア需要は高い状況です。
C++求人案件の単価相場は
それでは、C++のフリーランス求人案件の単価相場はどれぐらいになるのでしょうか。数々のC++のフリーランス案件への参画をサポート実績のあるポテパンフリーランスがお答えします。
まず、やはり単価を決める一番の要素はスキルになります。また、そのスキルを測る基準として、実務経験年数を見る企業の採用担当者が採用担当者が多いというのが実情となります。
フリーエンジニアが受け取る報酬の相場は一般的にプログラマで「40~60万」、システムエンジニアで「60~80万」と言われています。もちろんスキルや稼働時間によりますが、一般的にはC++だとだいたいの相場は月50~80万です。
現在世界でもっとも普及しているプログラミング言語で、汎用性が高く今後も一定の需要が見込まれます。フリーエンジニアとして生活をしていくためには、求人案件を獲得し、報酬を得なければなりません。そのためには、エージェントから案件を紹介してもらうなどして、面談を通過しなければなりません。
案件の多さはそのまま案件の獲得のしやすさにも影響してきますので、エンジニアにとって良い環境と言えます。大規模システムや組み込みシステムに適しており、これからも求人案件が無くなるといったことはないでしょう。
実際のC++のフリーランス案件をいくつか紹介
それでは、実際にC++のフリーランス案件がどのようなものか、具体的な案件事例をもとに見ていきましょう。これからC++のフリーランス案件を探される方は、ぜひ参考にしてみてください。
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■案件名
社会インフラ向けシステム開発の案件
■案件内容
航空管制システムを擬似的に試験環境を構築するツールの開発。2020年オリンピックに向けて離着陸が増える日本の空港を支えていただくスケールの大きなお仕事です。
■単価
~650,000円/月(週5日常駐の場合)
■参画のための必須スキル
・C++での詳細設計経験
・オブジェクト設計経験
■作業場所
東京都内
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以上が、C++のフリーランス案件のイメージ事例となります。また、最新のC++のフリーランス案件を探してみたい方は、下記にて探してみてください。その中でもしご興味あるC++のフリーランス案件があれば、お申し込みください。
C++案件に強いポテパンフリーランスの紹介
さて、いままでC++のフリーランス案件についてお伝えしてきましたが、最後にポテパンフリーランスの紹介をさせてください。
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ポテパンフリーランスのエージェント担当は、自身がエンジニアです。そのため、技術に対して明るく、フリーランスエンジニアがお持ちのスキルや経験、それから今後のエンジニアとしてのキャリアまで、表面的な話ではなく、より深いところまで相談することができます。「エージェントがまったく技術について明るくなくて、検討違いな案件を紹介される。。。」というのは、よく聞く悩みです。ポテパンフリーランスのエージェント担当には、そんな心配はご無用です。
■キャリアコーディネーターの紹介
宮崎大地
株式会社ポテパン代表取締役社長
過去5年間にわたり、数百名のフリーエンジニア様に案件紹介をしています。自身もエンジニアなので、技術についてもしっかり理解した上で、机上の空論にならないキャリアサポートをモットーとしています。
まとめ
C++のフリーランス案件の求人案件トレンド、単価相場について紹介してきました。C言語がC++に進化していったように、今後の技術のトレンドに対応して自分自身も変化させていくことは重要です。
技術のトレンドは数年で大きく変化していきます。これからの時代を生きるエンジニアは、その時代に合った技術を常に学び続ける姿勢が求められ、1つの言語しか出来ないエンジニアは淘汰されていきます。
C++は、現在も多くのプロジェクトで採用され、同時に多くのプログラマが活用している言語です。引き続き注目を集めるプログラミング言語ですので、ぜひ言語を習得して、お仕事を探してみてください。
最後になりましたが、本サイトを運営している「ポテパンフリーランス」は、フリーエンジニアのみなさんに案件を紹介するサービスとなります。
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