女性フリーランスのリアル
フリーランスの男女比率
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2021」)
「フリーランス白書2021」によると、フリーランスの男女比率はおよそ4:6で女性が多くなっています。
フリーランスというと男性の方が多いイメージを持っている方も多いですが、現状では女性フリーランスの方が多いという結果となりました。
特に女性は結婚や出産、育児などでライフキャリアが変化しやすく、柔軟に働けるフリーランスで活動する人が増えています。
会社員を続けながら副業フリーランスをしていた方や、産休や育休をきっかけにフリーランスとして働き始める人も多いです。
ただし、エンジニアやプログラマーなど、職種によっては男性の方が比率が高くなるものもあります。
平均年収
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2020」)
女性フリーランスの平均年収は200万円〜400万円程度です。
割合が多い順番に「200万円未満」で30.8%、「200万〜400万円未満」が28.9%、「400万〜600万円未満」が17.4%、「600万〜800万円未満」が8.9%、「800万〜1,000万円未満」が6.2%、「1,000万〜1,200万円未満」が3.3%となっています。
主な収入源となっている職種
(引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2020」)
こちらは男女混ざった職種ですが、主な収入源となっている職種は割合が多い順番に「クリエイティブ・Web・フォト系」で122人、「エンジニア・技術開発系」で85人、「出版・メディア系」が76人など、Web系の職種がTOPに入ってきています。
女性フリーランスに人気の仕事5選
ライター
ライターとは、Webサイトの記事作成、ブログ記事作成、テープ文字起こし、インタビュー記事作成などさまざまです。基本的には掲載媒体に必要な記事を編集者から依頼され、その企画内容にあった記事を執筆するために取材や調査、資料を収集したりします。
取材・執筆する内容はWebの場合や紙媒体の場合によっても変わることが多く、得意分野や専門性の有無によっても単価が変動します。
デザイナー
デザイナーとは、製品やポスター、雑誌や本の表紙やレイアウト、Webサイトなどの様々なデザインを手がける仕事です。
デザイナーの活動する業界は多岐にわたるため、活動内容によって求められる知識やセンスも少しずつ異なります。そのため「クライアントや依頼者の求めに応じたデザインを考案する仕事」といえます。
クライアントの意見を聞き、商品やサービスを理解した上で、機能性やコストなど様々な条件を踏まえて最適なデザインを考案するのがデザイナーの仕事です。
動画編集者
動画編集者とは、撮影した映像などの素材をつなぎ合わせたり加工したりしながら適切な形に編集していく人のことをいいます。テレビCM、YouTubeなどに掲載する動画、InstagramやFacebookに掲載する広告動画など、さまざまな形の編集方法があります。
依頼主のニーズや困りごとをヒアリングをして最終的なゴールをすり合わせながら動画を編集し、BGMやSEをつけたり、デザインやレイアウトを整えながら注文に沿った動画を作る
のが主な仕事です。
イラストレーター
イラストレーターとは、雑誌や書籍、Web、ソーシャルゲームなどで使われるイラストを描く人のことをいいます。
イラストレーターの主な仕事内容は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作し、提供することです。制作するイラストはポスターや商品パッケージ、Webサイトや雑誌の挿絵など身近なものが主です。
Webエンジニア
Webエンジニアは、Webブラウザで利用できるサービスを作るエンジニアです。
Webブラウザとは、スマホやパソコンなどのwebブラウザから利用できるwebサービスやアプリなどのことをいいます。
Webエンジニアには最新のWebに関する技術スキルが求められたり、デザイナーや分野の違う他のエンジニアとの密接なコミュニケーションが求められるなど、システムエンジニアやプログラマーとは違ったスキルが求められる職種です。
女性がフリーランスになるメリット
プライベートと仕事の両立がしやすい
女性がフリーランスをするメリットの一つとして、家庭と仕事の両立がしやすいことが挙げられます。
フリーランスの場合、出社の必要がない業務や自宅でできる仕事も多いため、家事や育児などをしながら働きやすいです。
また、子どもの体調不良やイベントでの休暇希望などにも対応しやすく、自由度高く働けます。
ライフイベントに左右されず仕事ができる
一般的に、女性は結婚や出産などのライフイベントを機に仕事を変えたり辞めたりするケースが多く、その場合はキャリアにブランクが生じやすいです。
また、仕事によっては産休や育休は「他の方に迷惑がかかってしまうから...」と取得するのを躊躇ってしまうケースもあります。
フリーランスの場合は自宅で仕事ができる上に仕事量を自分で調整できる職種が多いため、ライフイベントによって仕事を変えたり辞めたりする必要もなくなります。
自分の体調に合わせて仕事ができる
フリーランスの働き方は、自分の体調に合わせて仕事を調整しやすいです。
女性は月経による体調不良などで、仕事をするのがつらいときがあります。会社でも休暇を設けている場合はありますが、取得率は低いのが現状です。
フリーランスの場合は自分の体調に合わせて働くことができるため、無理して出勤したり、業務をしたりする必要はありません。
調子の良い時に仕事を少し多めにするなど調整をしながら働くことが可能です。
人間関係の悩みが減る
https://www.randstad.co.jp/careerhub/work/20160606-2.html
ストレスの原因で57%以上の方が「職場の人間関係」と回答しているように、仕事において誰と働くかは大変重要な要素です。
フリーランスエンジニアは自分で企業や案件を選ぶことができるため、“人間関係の悩み”を減らすことができます。
業務において人間関係を重視している方にとっては、無駄な心配を減らして業務に専念できる可能性が高いため、かなりメリットに感じる方が多いです。
女性フリーランスが仕事を得る方法
クラウドソーシングサイトで案件を確認する
代表的なクラウドソーシングサイトとしては、クラウドワークスやランサーズなどがあげられます。
最近の副業人気もあり、クラウドソーシングサービスはとても盛り上がっています。案件数も多く必要スキルも幅広いためフリーランスの案件の探し方の1候補に上げる事が出来るでしょう。
ただ、1つ注意が必要なのは圧倒的に相場が低いと言う点です。案件の難易度がそれほど高くないと言う事もありますが、相場全体が下がっているという状態です。
発注者側も「できるだけ安く案件を掲載したい」という思いからクラウドソーシングサービスを活用する傾向にあるようです。
相場からクラウドソーシングサービスの案件だけでやって行くことは難しいので、案件の隙間や在宅で仕事をやりたい場合など、シーンを限定して活用することがおすすめです。
SNSなどで営業活動をする
SNSを使ってクライアントとコミュニケーションを取る機会というのが、ここ数年で急増しています。
フリーランスは契約も単発だったり、継続案件を得るまでに時間がかかる場合が多いので、将来のことも考えてFacebook、Twiitter、Instagram、LINEなど様々なSNSでも営業活動をするのが効果的です。
その他にも、ビジネスツールとして使われるChartworkやSlackを利用する企業も増えてきているため、フリーランスとして活動する以上、SNSやビジネスツールを使えるのは必要最低限のスキルとなっています。
また、SNSで自身のスキルを発信し続けることで一つのポートフォリオとしても企業に提示することができるため、そういった面でもSNSの活用ができるかどうかが抱える案件数や案件の質にも影響を与える可能性があります。
信頼できるエージェントに相談する
一番おすすめなのが、このフリーランス専門のエージェントに相談することです。
特にフリーランスエンジニアを検討されている方は、派遣会社でもフリーランスエンジニア向けの仕事を扱っている場合もありますが、専門エージェントは案件の数と質が全くと言っていいほど違います。まずは、直請け契約が多い傾向にあります。
直請け案件は何と言っても単価が高い事が魅力ですが、フリーランスエンジニアにとっては元請け配下に入る事になる二次請け以降ではフリーランスでやっている意味がありませんね。また、直接お客さんとやりとりする事で実績作りができ、次の案件につながる可能性も高まります。
その他の職種でも、その職種に特化したエージェントが増えてきているので、まずは一回エージェントに相談してから案件を見つけていくのが最速最短ルートです。
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まとめ
今回は女性フリーランスのリアルから、女性がフリーランスになることによるメリット、仕事を得るための方法などについて解説してきました。
特に女性はライフイベントを機に環境が大きく変わることがあるので、プライベートと仕事を両立しやすいフリーランスという働き方も視野に入れて見るのはいかがでしょうか。
特に昨今需要が一番多いとされている『フリーランスエンジニア』は、求人も多く平均年収も高いため、気になる方は是非一度エージェントに登録をしてカウンセリングを申し込んでみることもオススメです。