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クラウドワークスが『やばい』と言われる理由とは?例や対策について解説

フリーエンジニアノウハウ

クラウドワークスが『やばい』と言われる理由

単価が相場よりも低い案件が多い

案件の業種にもよりますが、クラウドワークスの案件単価は相場よりも低いものが多いことが理由の一つに挙げられます。

作業単価が低くなったのは、昨今の副業ワーカーや在宅フリーランスの人口が増え、買い手市場になったことが主な原因です。

プロではなく未経験者や特別なスキルがない方でも出来るレベルの案件が増えたこともこの状況に拍車を掛けました。

 

そのため、働きが報酬に見合わないということも多々あります。

 

手数料が高すぎる

クラウドワークスでは、お仕事をすると手数料・システム手数料がかかります。

その手数料が高すぎるため『やばい』と言われることがあります。

手数料は報酬額によって以下の通り、システム利用料として引かれます。

 

報酬額

システム利用料

20万円超の部分

5%

10万円超20万円以下の部分

10%

10万円以下の部分

20%

タスク形式での場合

20%

 

報酬額が20万円を超える案件はほぼなく、ほとんどが10万円以下の案件となるため、基本的に大半のワーカーが報酬の20%を手数料として引かれてしまいます。

また、報酬確定後にクラウドワークスよりワーカーの個人口座に振り込む際には、別途振込手数料(楽天銀行税込み100円・他行税込み500円/2014年3月31日以前の振込についてはそれぞれ105円・525円)が発生します。

 

契約⾦額 11,000円(税込)のお仕事を受注できたとしても

 

11,000円 × 20%(システム利用料率(税抜))= 2,200円(システム利用料(税抜))

2,200円(システム利用料(税抜))× 10%(消費税率)= 220円(消費税)

 

11,000円 - 2,420円(システム利用料(税込))= 8,580円

8,580円 - 500円(楽天銀行以外の銀行振込手数料(税込))= 8,080円

 

ワーカーが受け取る額 8,080円

 

となり、額面だけで見ると3,000円ほど引かれた金額になります。

 

契約外の仕事に変えられることがある

「単価の高いデータ入力の仕事に応募したのに、いざ仕事を始めると転売の仕事をさせられた」

「アンケートの仕事を受注したら、宗教勧誘された」

このように、契約内容の違う仕事を依頼されるという事例が定期的に報告されています。

 

その場合は典型的な詐欺案件なので、すぐに「契約終了リクエスト」を送り「違反通告」をしなくてはなりません。

 

こういった案件を発注しているアカウントは口コミから怪しいことを見破れる可能性が高いため、必ず確認の上受注するかどうかをきめましょう。

 

https://crowdworks.jp/consultation/threads/13048

 

『やばい』クライアントを見抜く方法

発注者の評価を確認する

クラウドワークスでは全ての仕事依頼を確認し悪質な案件の撲滅に努めていますが、それでもやはり悪質な『やばい』クライアントは存在します。

 

受注したい案件を見つけた後は、必ず発注者の評価も確認しましょう。

評価の星の数や、案件を受注したワーカーからのコメント、過去の募集実績などを主に確認すると良いでしょう。

 

評価が低い場合はもちろん、同じ内容の案件を大量に発注している場合や、過去の実績がない場合は受注を控えた方が無難です。

 

案件の報酬が安すぎる/高すぎる

初心者のうちは実績作りのために、単価が低い案件にも応募してみるのがオススメですが、相場よりも低すぎる案件は避けるようにしましょう。

また、極端に報酬が高い場合、募集要項を確認した上で受注してもいざ案件をもらったら内容が違うという事例も多く報告されています。

 

クラウドワークスは相場を提示しているので、この相場よりも極端に報酬が高いもしくは低い案件は注意が必要です。

 

なお、クラウドワークスでは一部の仕事カテゴリで報酬が相場よりも極端に低い可能性がある場合にアラートが表示されるようになっています。

適正な報酬額の案件探しの参考にしてみてください。

 

必要以上に個人情報を聞いてくる

稀ではありますが「契約に必要」という理由で住所や氏名、電話番号やSNSのIDなどの個人情報を求めてくる場合があります。

 

基本的にはクラウドワークス内であれば匿名での業務が可能であり、報酬の受け渡しなども完結できるので、業務上どうしても必要である場合以外では個人情報を公表しないようにしましょう。

 

クラウドワークス外でのやりとりを求められる

クライアントによっては、クラウドワークスで契約を結んだ後にSlackやChatworkなどの外部サービスでの連絡を求めてくる場合があります。

 

クラウドワークスではこのような直接取引等の行為を申請なく行うことは禁止されており、違反するとアカウントの利用制限などの措置がとられる場合もあります。

 

過去の事例として「クラウドワークスを挟まなければ、手数料を引かれない額の報酬を渡せる」と言ってクラウドワークス外での報酬受け渡し交渉をされ、結局クライアントから1円も報酬が支払われないなどもあるため、特に注意してください。

 

『やばい』案件を請け負ってしまった時の対処法

案件を辞退する

発注者に不審な点があったり、仕事条件に納得がいかない場合は、発注者へ『契約途中終了リクエスト』を送り、案件を辞退することができます。

リクエストを送信してから1週間が経過しても発注者が同意(または拒否)をしない場合は自動的に契約を終了させることができるため、連絡が取れなくなった発注者などにも使える方法です。

 

しかし、未確定の報酬や未払いの超過分がある場合は『契約途中終了リクエスト』を送れないケースや、契約の途中終了によって自身のプロジェクト完了率が低下してしまうケースもあるため、不明点がある場合は一度事務局へ相談するのがおすすめです。

 

クラウドワークスの事務局へ相談する

”やばい”案件に関わってしまった可能性があるとき(案件の内容が適正かどうか確認したい、発注者の対応に疑問があるなど)には、まず事務局へ相談してみましょう。

 

問い合わせはテキストで送るので、案件の仕事タイトルやURL、発注者名などの情報があるとスムーズに回答してもらえるケースが多いため、URLのメモやスクリーンショットなどで案件情報ややりとり内容を保存しておくことをおすすめします。

 

通報や違反報告をする

利用規約に違反していることが明らかな案件・発注者については、受注者自身が事務局へ通報または違反報告を行うことができます。

 

【通報・違反報告の方法】

・規約違反の案件・発注者を見つけた場合

 →お仕事情報ページに用意された『この仕事を通報する』ボタンを押す

・規約違反の発注者とやり取りを行った場合

 →メッセージのやり取りページに用意された『違反報告する』ボタンを押下

 

事務局へ速やかに違反情報を提供することで、”やばい案件”の減少に役立つだけでなく、他の受注者への被害を防ぐことにも貢献できる可能性があります。

 

良いクライアントの見つけ方

ワーカーからの評価が高い

クラウドワークスでは、クライアントとクラウドワーカーが相互に評価し合う制度があります。他のワーカーにも各案件終了後の評価は公開されているため、そのクライアントが過去に発注して終了した案件をチェックしてみましょう。

 

ワーカーからの評価が高い案件が多い場合は、悪質なクライアントである可能性はかなり低いといえます。

案件を選ぶ際の基準の一つとして必ず確認するようにしましょう。

 

案件内容や募集要項が明確

「詳細は契約を結んだ後にお伝えします」「仕事内容はLINEで共有します」などではなく、クラウドワークスの仕事詳細掲載ページに載せているクライアントは優良である可能性が高いです。

確かにシステム開発などは契約者以外に伝えられない実装など存在する可能性はありますが、「契約を結ぶ前に詳細を伝えられない」という状態は異常なので、よほど信用のできそうなクライアント以外は契約を結ぶことはお勧めしません。

 

どんな人を募集しているのか、どんな仕事内容なのかが明確に記載されている仕事をまずは選ぶように心がけましょう。

 

案件単価が適正

前でも記述しましたが、クラウドワークスでは案件の相場を提示しているので、この相場から大きくかけ離れていない案件は”やばい”案件である可能性は低いです。

この案件単価は良いクライアントを見極めるための材料の一つでもあり、次の仕事の受注にも影響する自身の実績にもなるので、安い案件をひたすらこなすばかりではなくこういった案件相場相応のものにも挑戦するのがおすすめです。

 

「本人確認済み」である

クラウドワークスでは、発注者と受注者の両方に「本人確認」(任意)を実施しています。発注者が法人である場合は登記簿謄本(発行から3カ月以内のもの)を提出し、クラウドワークス側に承認されれば本人確認が完了します。

発注者のプロフィール欄に【本人確認済み】と表示されていれば「法人としての重要情報をクラウドワークスへ提出したうえで発注を行っている企業」であるとわかり、参考になります。

 

また、信頼性の高い発注者であることがクラウドワークス事務局に認定された場合、プロフィール欄に「認定クライアント」マークが表示されるため、そちらも確認しておくのがおすすめです。

 

本人確認済みでなかったり、「認定クライアント」がない発注者は絶対に悪いというわけではなく、優良な発注者も多くいます。上記の条件とあわせて、あくまで参考情報のひとつと考えてください。

 

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まとめ

今回はクラウドワークスが”やばい”といわれる理由について解説していきました。

悪質なクライアントや手数料の問題を除いては、「お金をいただきながら仕事を受注できる」という経験を確実に積むことができるため、まずは実績を作りたいフリーランス初心者はおすすめと言えます。

 

しかし、発注者よりも受注者が多い状態ではあるため、優良なクライアントに人気が集まってなかなか案件を受注することができない場合もあるので、注意が必要です。

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