日本人はiPhoneが好きだ。
2016年1月のスマホOSの国内シェア率はiOSが50.3%でトップ、Androidが48.7%と続いています。このiOSのシェア率は、Appleが生まれたアメリカを抜き世界でもトップの数字です。
今回は、日本でも高い需要が見込まれる、iOSアプリエンジニアのフリーランス案件トレンドについて紹介します。
なお、本記事はフリーランスのエンジニアに案件を紹介するエージェントサービス「ポテパンフリーランス」がお届けしています。
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目次
iOSとは
iOSとは、AppleのiPhone、iPod touch、およびiPadに搭載される組み込みOSの名称です。最初にiPhoneが登場したのは2007年の1月。スティーブ・ジョブスが手がけてきた製品の中でも「best product」として発表されました。
OSの特徴としては、マルチタッチ機能、物理キーボードの排除、サファリブラウザの搭載などがあります。
そして、2014年にはAppleはSwift言語を発表しました。iOS環境に関与するエンジニアを増加させて裾野を広げたいという意図があったのでしょう。SwiftはこれまでのObjective-Cよりも比較的簡単にiOSアプリケーションを開発できるようになりました。
iOSエンジニアの役割はさらに拡大する
これからのデジタル世界において、iOSやAndroidプラットフォームが果たす役割は、現在よりも拡大していくと考えられています。これからは、家電や車、ウェアラブルデバイスや住宅にまでインターネットが接続されていきます。そして、そのハブ的存在となるのが、スマートフォンになると考えられています。つまり、ソーシャルゲームやニュースアプリなどスマートフォンで完結するものを作るのが仕事であったiOSエンジニアの仕事は、スマートフォンをハブとしたあらゆる活動におけるデジタル体験を快適にしていく仕事まで広がっていくことでしょう。
iOS開発のトレンドとは
iOSではObjective-Cという、C言語にオブジェクト指向的な拡張を施したプログラミング言語を用いてきました。Objective-Cは、Apple社のMac OS XやiOS向けのソフトウェア開発で標準的に用いられています。多くのフレームワークで使用可能で柔軟性に優れており、日本国内のアプリ開発企業はObjective-C言語によるアプリの開発に注力している傾向があります。
また、近年はSwiftへの注目も集まっています。Swiftは、Objective-Cはもとより、RubyやPythonなどのスクリプト言語に見られる特徴も取り入れたモダンな言語です。
また、他の言語にはない独特の機能ももっています。CocoaフレームワークAPIのシームレスな呼び出しやObjective-Cコードとの混在も可能です。 コーディングしながら実行結果や変数値の変化をその場でビジュアルに確認できるPlaygroundと呼ばれる実行環境も提供されています。
AppleはSwiftを発表する際に「モダン、安全、高速、インタラクティブ」を大きな特徴として挙げています。iPhoneアプリの開発は今後Swiftに移行していくでしょう。Swiftエンジニアの数はまだまだ少ないため、需要も非常にあります。
参考記事:Swiftの仕事ならフリーランス案件がおすすめ
iOSの求人トレンドとは
fossBytesでは、2015年に企業がフリーエンジニアに求めたプログラミング言語の需要増加率ランキングを発表しています。1位はiOS/Mac/Apple TV/Apple Watch向けのアプリケーション開発に必要な「Swift」。2015年の1年間で600%も需要が増加し、iPhoneやiPadなど世界的なiOSデバイスのシェア拡大、「Swift」のオープンソース化もあり、今後も需要は伸びていくと見られます。と記載されています。実際に、iOSのフリーランス案件も、家電やカーナビなどの組込み系、キャリア向け等のBtoB案件など多岐にわたり、案件数も増加しています。
iOS求人案件の単価相場は?
それでは、iOSのフリーランス求人案件の単価相場はどれぐらいになるのでしょうか。数々のiOS案件のサポート実績のあるポテパンフリーランスがお答えします。やはり、単価を決める一番の要素はスキルです。また、そのスキルを測る基準として実務経験年数を見る採用担当者が多いのが実情です。
具体的には、以下のような単価感になります。
実務未経験(プログラミングスクール卒業したて)
20万円~25万円/月(週5日勤務の場合)実務経験半年
25万円~30万円/月(週5日勤務の場合)実務経験1年間
30万円~40万円/月(週5日勤務の場合)実務経験2年間
40万円~50万円/月(週5日勤務の場合)実務経験3年間以上
50万円~60万円/月(週5日勤務の場合)実務経験5年間以上
60万円以上/月(週5日勤務の場合)以上が、iOSのフリーランス案件の単価相場でした。実務経験5年以上の方であれば、年収1000万円を超えることも夢ではありません。
iOSアプリのObjective-CまたはSwiftも単価は高く、プログラミング言語別給与ランキングでもトップ3に入るほどです。
また、iOSであれば週3日勤務のフリーランス案件も増えてきています。週5日のフルタイムでの勤務が難しいフリーエンジニアでもiOS案件を探しやすくなっています。ポテパンフリーランスでも、iOSの週3日勤務案件を取り扱っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2016年は、IoT元年と呼ばれ、様々な家電さえもスマートフォンで操作する時代が到来します。また、自動車業界も自動運転の開発に本腰を入れ始めたので、ここでもまたiOSエンジニアの出番があるかも知れません。それらを踏まえると、当分は案件に困ることはないと考えられるので、Objective-CとSwiftの習得に投資する価値はあるでしょう。
まとめ
Objective-C案件もSwift案件も増えつつあり、Objective-CからSwiftへ移行するという案件も多数出てきております。ぜひ言語を習得して、お仕事を探してみてください。最後になりましたが、本サイトを運営しているポテパンフリーランスは、フリーエンジニアのみなさんに案件を紹介するサービスとなります。業界のプロに案件探しを手伝ってもらったり、お金の面ふくめ、独立の相談をされたい方は、ぜひ下記からお申し込みくださいませ。
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