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IoT時代に必要とされるエンジニア像

キャリア

「IoTによってビジネスモデルを大きく変革できた」
「全体の作業工程が3分の1に減った」
IoTの潮流をみていると、このような声を聞くことも増えてきました。
IoTとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳します。新しいテクノロジーとされるIoTが及ぼす影響範囲は多岐にわたり、ウェアラブル・家電・自動車・AV機器・産業機械が代表的な領域です。

では、こうしたIoTの開発において、エンジニアに求められることは何なのか。今回はIoTへの基本的な理解から、転職市場における動向までご紹介していきます。
なお、本記事はフリーランスのエンジニアに案件を紹介するエージェントサービス「ポテパンフリーランス」がお届けしています。
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IoTとは

IoT(モノのインターネット)とは、従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の様々な"モノ"を接続することを意味します。
近年注目を集めていますが、以前から監視用のWebカメラやホームセキュリティなどインターネットに接続しているモノはありました。現在ではスマートフォンやタブレット端末もインターネットに接続されるのは当たり前で便利に利用されています。
なぜ最近になってさらに注目を集めているかというと、技術の進化によって繋げることができる領域が深く広くなったためです。

IoTによって、あらゆる自然現象や機械やモノから生まれる膨大な情報を自動で収集し、可視化できれば、私たちを取り巻く様々な問題を解決の方向へ導くことができるのです。次に、具体的には下記の3つの種類に分けて理解を進めましょう。

モノとインターネットを接続する

1つ目はネットワークの技術です。パソコンやスマホなどの通信機器を介してモノである機械とインターネットを直接繋げる技術を指します。身近なところで言うとWi-FiやBluetoothが思い浮かぶでしょう。

モノ本体を制御する

2つ目は組込み系の技術です。これは機器本体の組み込み技術を指します。例えば、スマートウォッチやインターネット経由で録画予約できるハードディスクレコーダー本体といったモノ本体を制御します。

インターネット経由でモノを利用する

3つ目はアプリケーションの構築技術です。天気情報の収集などでいろいろなセンサーからの情報を蓄積/管理するソフトウェアや、インターネットを通じて機器を制御するスマホ用のアプリケーションといった、Webやスマートフォンのアプリケーションを構築する技術を指します。

IoTがエンジニアの仕事に与える影響とは

IoTの技術要素は多岐にわたります。その中でエンジニアに求められることを考えていきましょう。
まず、エンジニアの市場ではIoT専門のエンジニアは非常に少なく、実際には組み込み系エンジニアとWeb系エンジニアが開発の中心です。
開発現場においては、モノ本体の制御には組込み系エンジニア、サーバサイドのアプリ開発はWebエンジニア、スマホのアプリ開発はモバイル系エンジニアといったように必要に応じて担当が分かれます。
つまり、IoT開発においては、高い専門性を有するメンバーを中心としたチームを構成する必要があるということです。なぜなら、分野ごとに要求される知識レベルが高いからです。そうなると、求められるのは異なるカテゴリのエンジニアと協業し、成果を出していくマネジメントスキルを持つエンジニアが価値を増していくことでしょう。
テクノロジーの世界では、毎年必ずと言っていいほどバズワードが登場します。
近年で言えばIoTは代表的な存在でしょう。その中で私たちが意識すべきは、こうした潮流は実際にビジネスとして盛り上がるまでには一定のタイムラグがあるということです。

つまり、エンジニアの仕事という観点でいうと、事業化が本格的に進み出すタイミングで各社が採用に動き出すということであり、少なくともIoT領域においては2016年が「普及の転換点」になることが間違いないとされています。エンジニアの出番がやっときたというタイミングです。
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IoTなら「Java」「Python」

現段階でIoTなら「Java」「Python」の求人が目立ちます。
Javaは、強力なセキュリティ機能を持ち、言語レベルでネットワーク機能を持っているため、ネットワーク環境での利用に非常に適しています。今後新しいハードウェアが次々と登場してくるとしても、Javaで作成されたソフトウェアはそこで動く可能性を秘めており、そのすべてをネットワーク上で統合することも可能になります。
Pythonは、データ分析や人工知能にも活用される言語で、今後AIや機械学習への取り組みやプロダクトに携わりたいエンジニアにとってもまず押さえておきたい言語です。GoogleやFacebookなど数々の大手海外ウェブサービスにも採用されています。
海外での利用の広まりから、日本国内でも急速にニーズが高まっていくことが予想されています。プログラマの人口も他の言語と比べてまだ少ないことから、給与額ランキングではダントツの1位となったようです。

IoT系フリーエンジニアの求人案件の単価相場は?

フリーエンジニアが受け取る報酬の相場は一般的にプログラマで「40~60万」、システムエンジニアで「60~80万」と言われています。
もちろんスキルや時間によりますが、一般的にはJavaだとだいたいの相場は月50~80万で、Pythonだと一人前のフリーエンジニアでだいたいの相場は月60万円~高い方で100万円程です。
Javaの場合はなにしろ求人案件数が多いため、フリーランスのみなさんも多くの案件から自分に合ったものを選ぶことができます。さらに、Javaの汎用性を活かして他の言語も習得していけば、さらに希少性が高く、報酬も高く設定できるエンジニアとなれることでしょう。現段階の給与の高さに加えて、将来のご自身のキャリアと業界の変化を見据えた習得言語の選択をおすすめします。
Pythonは、今後のデータ分析や人工知能を活用した開発案件の増加に伴い、Pythonエンジニアやプログラマーは慢性的に人手不足となり、Pythonを習得している方はかなり重宝されるようになります。

まとめ

IoT領域においては2016年が「普及の転換点」です。あらゆるモノがインターネットにつながるIoT時代が到来します。
現在はスマホや家電との接続が進んでいますが、今後は自動車や照明器具、電力を制御するメーター、あるいは農業で使われるセンサーなどもインターネットにつながる時代がきます。
ウェアラブル・家電・自動車・AV機器・産業機械など、多岐にわたって影響を及ぼすことができる領域で活躍したいフリーエンジニアのみなさんは、いまこのタイミングで取り組むべきでしょう。ぜひ習得し、お仕事を探してみてください。
最後になりましたが、本サイトを運営しているポテパンフリーランスは、フリーエンジニアのみなさんに案件を紹介するサービスとなります。業界のプロに案件探しを手伝ってもらったり、お金の面ふくめ、独立の相談をされたい方は、ぜひ下記からお申し込みくださいませ。
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