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【40歳限界説は本当なのか】フリーエンジニアの年齢問題とその対処法

キャリア

「現在は会社員をしているけれど、そろそろフリーエンジニアにシフトしたい。」
そんなご相談を毎日いただいています。そして、その中でもよく質問されるのが、「自分は年齢的には若くないけど、仕事はもらえるのか?」ということ。
巷では40歳限界説もささやかれ、エンジニアの年齢問題はIT業界においても重要なテーマとなっていますが、その実態をつかむのはなかなか難しいでしょう。今回は、いままで多くのフリーエンジニアの方々にお仕事や案件のご紹介をしてきたポテパンフリーランスが、このテーマについてお届けします。
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フリーエンジニアに年齢は関係ない?

フリーエンジニアは正社員エンジニア比べて年齢は関係ないと言えるでしょう。なぜならば、フリーエンジニアは年齢ではなく実力によってその価値が問われるからです。
一度、採用する側の立場で考えてみましょう。なぜ、企業はフリーエンジニアを採用するのでしょうか。それは、企業がそのタイミングで必要とする人材を素早く獲得するためです。
ITの技術のトレンドの変化は日々加速するばかりです。そんな環境下において、企業があらゆる開発案件に対応できるだけのエンジニアを全て雇用するのは、企業にとって大きな負担となります。だからフリーエンジニアの力を借りるのです。
その場合に、重要なのは現時点でのスキルと経験です。そのため、年齢がネックになることは少ないと言えるでしょう。つまり、完全なる実力主義の世界なのです。言い換えれば、豊富なスキルと経験さえ持っていれば、定年など関係なく生涯現役で働くことも不可能ではありません。これは老後に不安を抱える人々が増える中で、働き方のひとつのヒントにもなるでしょう。

実際に多い40代のフリーランサー

働き方の多様化やエンジニアへの需要の高まりから、実際に40代以上のフリーランスの数は増えています。
中小企業庁が発行している2015年版の小規模企業白書のデータによると、フリーランスの年代構成は50代が全体の38%と最多で、次いで40代が36%。40代と50代の中高年世代で全体の75%を占める結果となりました。
このアンケートでは専門・技術サービス業、情報通信業との回答が多く、フリーエンジニアの現状を把握するのに一つの参考になるデータと言えるでしょう。

巷でささやかれる40歳限界説とは

しかし、エンジニアの世界では昔から1つの定説があります。40歳限界説です。本章では、40歳限界説がささやかれてしまう原因について考えていきたいと思います。

技術トレンドへの対応が遅れる

変化の激しいIT業界に身を置くエンジニアにとって、常に新しい技術に対応をしていくことは不可欠です。経験の長いエンジニアは、これまでの経験がある分、新規のシステムを構築する際に新しい技術を選ばなかったり、最新のトレンドをブログやニュースサイトで追いかけなくなるなど、変化への対応が遅れてくる傾向にあります。
技術トレンドへのキャッチアップが遅れることで、市場から求められる技術の習得ができず、第一線で活躍し続けることができなくなるエンジニアがいるのも事実です。

コミュニケーションの問題

どんな仕事でも、一緒に働くメンバー間での円滑なコミュニケーションは、プロジェクトの成否を分ける大きな要素となります。
短期間で、大きな成果を出すためには、いかにチームとしてのパフォーマンスを高めるかが重要です。その時に、比較的働く人の年齢が若いIT業界では、その年齢層でチームメンバーを組んだ方が効率的なことも多いのもこれまた事実です。
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年齢を重ねてもフリーエンジニアとして活躍するためには

最後に、40歳限界説にも負けずにフリーエンジニアとして活躍していくために意識すべきことをまとめてみました。

常に新しい技術に触れる機会をつくる

先ほどもお伝えした通り、変化の激しいIT業界に身を置くエンジニアにとって、常に新しい技術への対応は不可欠です。
参画する案件によっては、数年経っても同じ技術を用い、変化がない場合もあります。そうなると、新しい技術に触れる機会は減り、エンジニアとしては、どんどん最新のトレンドから取り残されてしまう可能性があります。
ご自身で最新技術のトレンドをキャッチアップしていくことはもちろん、意識的に最新の技術を活用している企業の案件に参画していくのも非常に有効な手立てとなります。そして、それをくり返すことで、自分の感度も老けずにエンジニアとしてのキャリアも歩んでいけることでしょう。

上流工程をこなす

フリーエンジニアとはいえ、豊富な経験値をもとに現場の開発チームを率いることが出来れば、より信頼を獲得し、単価もアップしていきます。そのためには上流工程への理解が必須です。
上流工程には顧客へのヒアリングや業務分析など、技術的スキルの必要性だけではありません。顧客の業務に精通することやコミュニケーション能力も同時に求められます。

適切なエージェントを選ぶ

理想のフリーエンジニア生活を実現するためには ”エージェント” は欠かせません。
エージェントとは、フリーエンジニアと、フリーエンジニアを採用したい企業の間に立ち、Win-Winなマッチングをお手伝いする役割を担っています。
この役割によって、フリーエンジニアにとっては、多くの案件から自分に合った案件を、客観的に分析してもらった上で紹介してもらえます。また、より良い条件での参画のために企業との交渉も代行します。
プロ野球の契約交渉ではおなじみですが、プロフェッショナルにはエージェントが不可欠と言えるのです。もしあなたがフリーエンジニアとしてプロフェッショナルを目指すのであれば、一度エージェントの話しを聞くのをおすすめします。さらに言えば、フリーエンジニアの市場を熟知し、ともにキャリア構築を考えられる”パートナー”となるようなエージェントを選びましょう。

まとめ

フリーエンジニアの年齢と、対処すべき問題についてご紹介してきました。
変化への対応、そして柔軟なコミュニケーション。会社員でも大切な能力ですが、フリーエンジニアにとってはより重要と言えます。上手くエージェントを活用しながら、戦略的なキャリア形成をしていただければと思います。
本サイトを運営するポテパンフリーランスは、独立したてのフリーエンジニアに特化した案件紹介サービスです。
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