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スマホアプリ時代に必要とされるエンジニア像

フリーエンジニアノウハウ

スマホは携帯電話に取って代わって、モバイル端末の主人公の座を射止めました。
若年層を中心にスマホの普及が進み、今の10代の中にはガラケーを知らない人も多いのではないでしょうか。
スマホは、年々増加の一途をたどり、2014年には64.2%まで増加しています。特に若年層での所有率が非常に高く、20代では94%、30代でも82%ほどとなっています。携帯電話はただの電話機から、パソコンや手帳、カメラにメディアプレイヤー、ゲーム機などといった機能を搭載し、既に私たちの生活に欠かせないモノとなりました。
その中でも、iPhoneのiOSとAndroidは、スマホにおける代表的な2つのOSとなりました。この2つのOS向けのアプリ開発案件は爆発的に増え、IT関連でも最も人気が集中している職種のひとつとなっています。今回はスマホアプリエンジニアの求人状況について紹介します。

なお、本記事はフリーランスのエンジニアに案件を紹介するエージェントサービス「ポテパンフリーランス」がお届けしています。
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スマホアプリエンジニアとは

スマホアプリエンジニアは、iOS(iPhone/iPad)、Androidなどのスマホアプリ開発を行うエンジニアを指します。
近年のスマホ普及により求人案件が増えていますが、経験者が少ないためJava、C++経験があれば、スマホアプリの開発が未経験でも比較的転職しやすい求人が多くなっています。
以前のスマホアプリといえば、スマホ単体で使用できるネイティブアプリが主流でした。しかし最近ではWeb上で操作できるWebアプリと呼ばれるものや、ハイブリッドアプリという方式のアプリが主流です。
一般的なネイティブアプリであれば、JavaやObjective-Cだけで開発が可能な場合が多いですが、ハイブリッドアプリではこれらに加えて、Rubyなど言語に関する知識も必要です。
これからスマホアプリ開発者を目指すのであれば、ハイブリッドアプリ開発に対応できるWeb関連のプログラミング言語もマスターしておくと良いでしょう。
スマホは、iPhoneやiPadに搭載されたiOS、Apple社以外の端末に搭載されたAndroidの2つのOSがあり、それぞれ特有の特徴があり、使用する言語も異なります。
iOSでは、Objective-C/Swift、AndroidではJavaです。言語が異なるため、基本的にはどちらかを1つのOSを専門とするスマホエンジニアが多い傾向にあります。それではiOSとAndroidをそれぞれみていきましょう。

iOSアプリ開発について

iOSではObjective-Cを使いますが、Objective-Cとは、C言語にオブジェクト指向的な拡張を施したプログラミング言語です。
Apple社のMac OS XやiOS向けのソフトウェア開発で標準的に用いられます。C言語を基本に、Smalltalkを取り入れて作られたオブジェクト思考の言語です。
多くのフレームワークで使用可能で柔軟性に優れています。日本国内では依然としてiPhoneの人気が高く、アプリ開発企業もObjective-C言語によるアプリの開発に注力している傾向があります。
また、近年はSwiftへの注目も集まっています。Swiftは、Objective-Cはもとより、RubyやPythonなどのスクリプト言語に見られる特徴も取り入れたモダンな言語です。
また、他の言語にはない独特の機能ももっています。CocoaフレームワークAPIのシームレスな呼び出しやObjective-Cコードとの混在も可能です。
コーディングしながら実行結果や変数値の変化をその場でビジュアルに確認できるPlaygroundと呼ばれる実行環境も提供されています。
Swiftの登場により、MacやiPhone用アプリの開発参入への敷居が以前と比べてぐっと下がったのではないかと思います。

Androidアプリ開発について

Androidは開発にJava言語を使用します。日本国内ではApple製品の高い信頼と人気もあり、iPhoneに押され気味なAndroidですが、世界的に見れば圧倒的なシェアを誇っています。
つまり、日本国内に留まらずグローバルに使えるアプリ開発を目指すなら、その価値も将来性も十分にあると言えます。
また、Androidは開発やアプリ申請に関わる制約が少ないため自由度が高くよりチャレンジングなアプリ開発に挑戦することができます。
さらに国内の転職市場の需給バランスをみると、Androidアプリのエンジニアは需要に対して不足しており、報酬単価が高めに設定されている開発案件も多く見受けられます。
さらに、Javaには有名なプログラミング言語で活かせる概念や機能が詰め込まれています。つまりJavaを学習することは、将来Java以外の言語を習得する際にも大きなアドバンテージとなってくるのです。
Javaエンジニアからスタートし、JavaのWebフレームワーク、DBやサーバの知識を段階的に学習。そして最終的に各分野のエキスパート、またはオールラウンダーを目指すというキャリアを形成することが可能となります。新米エンジニアの方には、うってつけの言語なのです。
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スマホアプリエンジニアの転職事情

IT系のエンジニアの転職は実務未経験では不利ですが、スマホアプリエンジニアは実務未経験でも多数の求人があります。
実務経験がなくても独学で知識や技術を身につけた方であれば、スマホアプリエンジニアとして転職するチャンスは大いにあると言えるでしょう。
未経験の分野でも実務をこなしながら技術を習得することが可能です。必要最低限のプログラミングスキルやアプリの知識を持ってさえすれば、人材不足のため転職がしやすい状況にあります。

スマホアプリエンジニアの求人案件の給与相場は?

ここでは、スマホアプリエンジニアのフリーランス案件トレンドについてお伝えします。
フリーエンジニアが受け取る報酬の相場は一般的にプログラマで「40~60万」、システムエンジニアで「60~80万」と言われています。
もちろんスキルや稼働時間によりますが、一般的にはAndroidアプリのJavaだとだいたいの相場は月70~80万です。Javaの場合はなにしろ求人案件数が多いため、フリーランスのみなさんも多くの案件から自分に合ったものを選ぶことが出来ます。
さらに、Javaの汎用性を活かして他の言語も習得していけば、さらに希少性が高く、報酬も高く設定できるエンジニアとなれます。
また、iOSアプリのObjective-CまたはSwiftも給与は高く、プログラミング言語別給与ランキングでもトップ3に入るほどで、相場は月50~80万といったところです。
どちらも簡単に習得できるというわけではありませんが、Apple製品の不動の人気と、全世界のあらゆるモノがインターネットに繋がっていく過程でiOSアプリ開発の需要も比例して伸びます。高単価な案件も多いので、ぜひ習得してお仕事を探してみてください。

まとめ

スマホアプリ開発の求人案件は、まだまだ多くなっていくでしょう。そして、2016年は、IoT元年と呼ばれ、様々な家電さえもスマホで操作する時代が到来します。
また、自動車業界も自動運転の車の開発に本腰を入れ始めましたので、ここでもまた操作系でスマホアプリの出番があるかも知れません。当分は案件に困ることはないことを考えると、習得するために時間を投資する価値はあるでしょう。ぜひ習得し、お仕事を探してみてください。
最後になりましたが、本サイトを運営している「ポテパンフリーランス」は、フリーエンジニアのみなさんに案件を紹介するサービスとなります。業界のプロに案件探しを手伝ってもらったり、お金の面ふくめ、独立の相談をされたい方は、ぜひ下記からお申し込みくださいませ。
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