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<保存版>正社員から立派なフリーエンジニアになるためにやるべき11のTips

フリーエンジニアノウハウ

立派なフリーエンジニアになるためには、スキルはもちろん個人事業主として生きていくための知恵をつけておかなければなりません。
ただ稼げば良いというわけでなく、節税対策も必要です。
それを怠ると、税を多く収めることになって収入が大きく減ったり、計画していたものができなくなったりしてしまいます。
この記事は、23歳で独立し4年が経つ筆者の失敗などの生きた経験を元に書かせて頂いております。
初めての独立で「やることがいっぱい」とか、「何をすればわからない」という方は、とりあえずこの11のTipsを行えばきっと大丈夫です。ぜひお役に立てば幸いです。

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正社員時代にやるべきこと

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クレジットカードは作っておくといい

最近の便利なサービスはクレジット決済のものが多いので、クレジットカードは作っておくと便利です。

しかし、カードを作りたくても、収入のない個人事業主となるとほとんど審査が通りません。
そうならないためにも、正社員時代にカードを作ることをお勧めいたします。
比較的審査が緩いのは「楽天カード」です。
現金がある方は審査のない「VISAのデビットカード」でも色々決済できるので、こちらも便利です。
カードはあった方が良いので、まだない方は作っておきましょう。

引っ越ししたい人は済ましておくといい

引っ越しの際も審査が必要なので、こちらも正社員のうちに済ますといいでしょう。
参考までに、筆者は個人事業主になった後に引っ越しをしましたが、「直近3カ月の収入証明」ができれば審査が通るケースもあります。
それでも、良いと思った物件が審査に通らなかったという事もあったので、やはり正社員時代にできるだけ済ますと良いでしょう。

何が経費になるのかを知っておく

基本的に仕事で使った費用は経費として計上することが可能です。
家が事業所として届け出を出していれば「家事按分」といって家賃の何割かを毎月経費にすることも可能です。
服屋であれば服の仕入れや調査は経費にできると思いますし、WEB屋であればパソコンやソフト・ツールは経費にできるでしょう。
知識を増やして「節税」することが非常に大事になってきます。
節税をしないと、翌年に思わぬ税額が降りかかってくることでしょう。
気をつけておくべきポイントです。
 
他にも経費にできるものはたくさんあるのでこちらもどうぞ

経費として認められた業種別事例30選|こんなものでも経費になる!  

年間を通して払う税について知っておく

毎月来る国民健康保険料や国民年金、数回で来る住民税や事業主税、確定申告の後に払う所得税など。払う可能性のある税を下記にまとめたのでご参考ください。
知らない税金請求がいきなり来ると結構焦りますが、早めに知っとけば全然怖くないです。

下記カレンダーを見て対策をしておきましょう。
左側のオレンジの税はほとんどの人が支払う税になります。それに対して、右側のグリーンの税は一定以上の所得があった人に対してかかるものとなります。


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国民健康保険料

国民健康保険は住んでいる市区町村の役所で手続きをした後に支払いをします。保険料は前年度の所得によっても市区町村によっても異なります。
つまり、会社を辞めて起業し、収入が安定しないうちに国民健康保険への切り替えを行った方には、保険料が大きな負担となることも考えられます。また扶養はできず、家族の人数分の保険料を納めなくてはなりません。

国民年金保険

国民年金は20歳になると誰もが強制的に加入する年金です。60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた人には、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。
1カ月あたりに支払う国民年金保険料は1万6000円程度。会社員の場合は国民年金に加えて厚生年金にも強制加入となり、企業によっては企業年金にも加入することになります。
つまり、その分受け取ることのできる年金額が上乗せされます。しかし、フリーランスは基本的に国民年金にしか加入できません。そのため、事項で説明する付加年金制度という国民年金の上乗せ方法が存在します。

住民税

住民税は住んでいる地方公共団体(都道府県や市町村)に納める税金です。個人の住民税は課税所得に対して一律10%。
「住民税の確定申告」は年収33万円以上から行わなくてはいけません。確定申告が済み、納税額が決定したら、市町村から決定通知書・納付書が届きます。
年間の所得が一定金額を下回るときは、減額されたり、全額免除になる場合もあります。その基準は自治体によって異なりますので、自身の管轄の市役所・区役所で確認をとってみましょう。

所得税

所得税は1年間の所得に対して国から課せられる税金のことです。先ほどご説明した通り、累進課税のため課税所得(収入-経費)が高ければ高いほど納める税額も高くなります。
1年間の所得合計が38万円を超えると、確定申告をして所得税額を算出し、国に納税する義務が生じます。ちなみに、「所得」と「収入」は異なります。
「収入」とは売上金額で、年間500万円の売上があれば500万円すべてが収入となります。一方で「所得」とは、収入より必要な経費を差し引いた額を指します。
そのため、必要経費を漏らさず計上して所得額を抑えると、節税効果が高まります。
 
便利!国民健康保険と住民税、所得税の計算シュミレーションツール

個人事業主のかんたん税金計算シミュレーション|スモビバ!
 

個人事業税(事業所得が290万円以上の方)

1年間営業を行った場合には、事業主控除として290万円が控除されます。
そのため、年間の事業所得が290万円以下の場合は、個人事業税もかかりません。

予定納税(前年の申告納税額が15万円以上の方)

前年の「申告納税額」(1年間の所得税額)が15万円以上だった場合は、
7月と11月に、前年の「申告納税額」の3分の1をそれぞれ前払いで納税する必要があります。

消費税(2年前の売上高が1,000万円以上の方)

開業してから2年間または2年前の課税売上高が1,000万円を越えていなければ納めなくてOK
 
諸々の基礎知識については下記をご覧くださいませ。

【保存版】フリーランスエンジニアのための年金・保険・税金の基礎知識  

年に一回行う確定申告について知っておく

事業主は毎年2月から3月にかけて確定申告を行います。
ここで出した金額を元に全ての税額・保険料が変わってくるので非常に大事です。
決して侮ってはいけません。
方法についてはこちらをどうぞ。
便利なツールを駆使した「最近の確定申告」のやり方とは?  

経験豊富なエージェント探し

フリーエンジニアとして活動していくには、経験豊富なパートナーがいると便利です。
自分で長期で食べていけるほどの営業力があれば問題ないかと思いますが、それでも経験豊富なエージェントがいれば、案件探しから、分かりにくい税関連や業界動向などの情報をもらうことができます。

案件に集中してしまうと情報が何も入らなくなってしまう方も少なくないはず。
そんな時も情報量の多いエージェントがいると、とても助かります。
ポテパンフリーランスでは、経験豊富なエージェントが在籍しているため、
単価の出るトレンドスキルなどの現状を共有したり、将来のやりたいビジョンに向かった案件の提案が可能です。
エンジニア経験のあるエージェントなので話もスムーズです。
無料でサポートさせて頂いておりますので、興味のある方は是非ご登録からお願いいたします。
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フリーで収入となる案件が見つかったあとにやるべきこと

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税務署へ開業届けと青色申告所を提出しに行く

節税をするためには「青色申告」は欠かせません。

そのために、住んでいる地域管轄の税務署に行き、開業届けと青色申告書を出しに行きます。難しいと思う方いるかもしれませんが、実際に税務署行くと、丁寧にやり方を教えてくれるので結構簡単です。
平日しかやっていないので、営業時間は確かめておきましょう。印鑑を持っていけば大丈夫だったかと思います。
1時間ほどあれば事足りるかと思います。

役所に国民健康保険と国民年金の手続きをしに行く

次に管轄の役所に行って、これらの手続きをしましょう。これも難しいことではありません。
説明を聞きながら書類を書いていけば、すぐに終わります。
役所も平日運転なので、時間を作れるうちに行っておきましょう。
30分ほどで手続きできるかと思います。

領収書は常に集めておく

意外にこれは重要です。
領収書がないと経費計上がほとんどできません。
マストなものですので、領収書は常に取っておくといいです。
レシートでも大丈夫だと思います。
月毎に管理しといて、確定申告がしやすいようにしときましょう。

クラウド申告サービスを使う

今は便利なサービスがたくさんあります。
これらをうまく使えば独立生活も楽に過ごすことができます。
その中でも個人事業をやる上でマストなのが、クラウド申告サービスです。
下記二つのサービスが良いかと思います。
「freee」「マネーフォワード」

freee:https://www.freee.co.jp/
マネーフォワード:https://biz.moneyforward.com/

便利なツールを使う

簡単に請求書を作成して郵送もできるサービス「makeleaps」


https://www.makeleaps.jp/

面倒な請求書関連なども簡単に作成ができます。
しかも原本郵送もワンクリックでしてくれます。
有料の部分もありますが、非常に便利なので使う価値アリです。

携帯カメラでPDFにできる便利アプリ「Genius Scan」


https://itunes.apple.com/jp/app/genius-scan-pdf-scanner/id377672876?mt=8

フリーエンジニアとして活動していると、書類を急いでPDFにして送らないといけないというケースもあるかと思います。
その際はこのアプリがとても便利です。
 
他も気になる方は是非こちらをご覧ください

フリーランスエンジニアの業務効率化をサポートする神ツール16選  

まとめ

これらのTipsを行えば、少なくとも個人事業主で稼げているのに失敗するというのは防げるかと思います。

筆者は節税を知らなく、知識もなかったので急に多くの種類の税請求が来て、焦ったのをよく覚えております。今となっては笑い話ですが、今後独立される方に、少しでも回り道をしない方法をお伝えできればと思っております。
ポテパンフリーランスでは、独立したいというエンジニア様に「経験豊富なエージェント」が、収入を作れる案件情報から、税関連・保健関連の対策まで幅広くサポートさせて頂いております。

まずはご相談からでも構いません。
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