1. Home
  2. お役立ちコラム
  3. フリーランスに履歴書って必要?履歴書が必要な場面とその書き方を解説!

フリーランスに履歴書って必要?履歴書が必要な場面とその書き方を解説!

フリーエンジニアノウハウ

人に雇われずに個人で働くフリーランス。
履歴書は一般的に就職や転職活動時に選考のために利用される書類です。個人で働くフリーランスには履歴書なんて必要ないように思いがちですが、実際のところはどうなのでしょうか?
・フリーランスに履歴書って必要なの?
・もし必要になったらどう書けばいいの?
この記事では以上のところを解説していきます。

フリーエンジニアの案件探しならおまかせください

フリーランスと個人事業主の違い



履歴書の話に入る前にまず、誤解しがちなフリーランスと個人事業主の違いについて解説しておきます。
フリーランスと個人事業主では履歴書の書き方も変わってくるので、自分がどちらに属しているのかまず理解しておきましょう。
フリーランスと個人事業主。言葉の意味は似ていますが必ずしも同じというわけではありません。
フリーランスというと、皆さんはどんな働き方をイメージするでしょうか?大体の方がイメージするようなフリーデザイナーやフリーエンジニアといったWeb系のフリーランスは「個人事業主」であり「フリーランス」と言って良い働き方でしょう。
例えば、個人でバナー制作やグラフィックデザインを請け負ったりするフリーデザイナーや、システム制作やアプリケーション制作を個人で請け負っている方は他人に雇われず個人で顧客と契約する「個人事業主」であり「フリーランス」です。
しかし例えば、お店を構えて経営しているような方はどうでしょうか?
例えば飲食店や雑貨屋、インテリアショップを経営し、複数人でチームを組んで働いているような方は「個人事業主」ではありますが、個人で働く「フリーランス」ではないと言えます。
このように同じような意味で使われる「個人事業主」と「フリーランス」の両者には少し違いがあります。履歴書を記入する際にもこの違いを意識して記入しましょう。

フリーランスでも履歴書が必要な場合



直接顧客と契約して働くフリーランスですが、履歴書が必要になる場面というのはどのような時なのでしょうか?
履歴書は一般的には就職活動や転職活動の選考に用いられますが、厳密に言えば履歴書というのはその人の経歴やバックグラウンドを確かめるための書類です。
一口に「顧客と契約する」と言ってもその形態は様々です。よって、契約を結ぶ際に履歴書の提出を求められることもあります。特に長期に及ぶ大型の案件や、企業に常駐して働くタイプの契約では経歴や実績の確認としてフリーランスであっても履歴書の提出を求められることがあります。
また、フリーランスとしての仕事と並行してアルバイトやパートタイムで仕事する場合は勿論提出を求められることがあるでしょう。
「フリーランスであれば履歴書は不要」なんてことはないので、いざという時に慌てないように準備しておくと良いでしょう。

フリーランスは職歴にどう書けばいいのか



そもそも履歴書というのは、「あなたという人間がどのような活動をしどのような経験を積んできたのか示すためのもの」というのは先述した通りです。しかし、フリーランスの経歴というのは会社員と違って何かの組織に所属しているわけではないので、明確な経歴として記述しづらい部分もあります。
逆に言えば、フリーランスであっても自身の経験を明確な実績としてアピールできれば顧客にも信用されやすくなります。あなたがこれまでしっかりとフリーランスとして仕事をしてきたのなら、そこでどんな活動をしてどのような経験をしてきたのか履歴書に堂々と書きましょう。
ここからはフリーランス向けに職歴や職務経歴書の書き方を解説していきます。

職歴の書き方・開業届を出している場合

もしあなたが個人事業主として開業届を提出している場合は、屋号を持ち業務を行なっているはずです。その場合は事務所や店舗の名前を明記し、どの仕事に従事してきたかを時系列順に記入しましょう。

職歴の書き方・開業届を出していない場合

もし開業届を提出していない場合は、屋号も無く事務所や店舗も構えていないことになります。その場合はフリーランスとしてどんな仕事に従事してきたかの業務の詳細を時系列順に記入しましょう。
これからフリーランスになろうと思っている方は、開業届を出すメリット、デメリットを確認しておくことをおすすめします。

関連記事:フリーランスは開業届を出すべき!メリットと記入方法を教えます!

職務経歴書の書き方・ポイント



職歴が記入できたら次は職務経歴の記入です。
フリーランスという働き方をそもそも知らない人であれば、フリーランスとしての経験を履歴書に記入してあってもそれがどのような経験であったのか具体的にイメージができないことが考えられます。
履歴書には誰にでもわかりやすいように、どのように仕事を獲得してどのように業務を進めて、どのように顧客に貢献したのかを簡潔にまとめることが求めれられます。

略歴・職務要約

もしあなたが会社員になったことがあるなら、会社員時代の経験もしっかり記入しておきましょう。ある程度企業に所属している期間があれば相手もあなたのスキルレベルをイメージしやすくなります。
また、フリーランスでの仕事をどのように始め、どんな技術を用いてどのように顧客に貢献できたか簡潔にまとめられるとベターです。フリーランスになった何かきっかけや動機があったのならそこを相手に伝えられれば、後になって繋がりが広がっていくかもしれません。

業務内容・実績

具体的にどのようなものを顧客に提供したのか、を簡潔に記入しましょう。あなたと仕事をすると具体的に何を得られるのか、という部分は重要な資料になります。誰にでもわかりやすいようにその成果物の質や量はどんなものであったのかを具体的なデータを盛り込んで記入することがポイントです。
具体的な実績を目にするとクライアントも、「この人はこのレベルで仕事をしてくれるんだな」と理解し、話が早くなります。ホームページ制作であれば制作したホームページ、アプリケーション制作であれば制作したアプリケーションをポートフォリオなどに掲載して見せることができればベストです。

自己PR

もちろん履歴書は相手方に渡る重要な資料なので自己アピールも重要です。
業務の経験から何を得たのか、自分には具体的にどんなスキルがあるのかを堂々と記入しましょう。
自分が請きれない仕事にならないようにある程度の線引きも必要ですが、謙虚になってしまうことはNGです。フリーランスとして仕事をするのであれば当然のことですが、相手に自分にお金を払う価値があると思わせるようにアピールしましょう。スキルと実績を示すことができれば確実に信用を得ることができるはずです。

志望動機

ここはあなたが業務に従事する上での「なぜやるのか?」の部分です。
「なぜその業務に従事するのか」に答えられるかどうかは最重要ポイントです。ここはたとえ履歴書でうまくごまかすできたとしても、この部分が自分の中になければ仕事はできないでしょう。
志望動機は相手も必ず重要視する部分です。自分と相手が契約によってどのようにしてWinWinになれるかを考えて自分の想いを記入しましょう。

まとめ

個人で顧客と契約するフリーランスですが、履歴書が必要になる場面は必ずあります。いざという時に慌てないよう、準備しておきましょう。
会社員と違って信用の得にくいフリーランスですが、明確なスキルと実績を示すことができればすんなり信用してもらえることもあります。
一仕事終えたら「自分はこの業務でどんな経験をしたのか」「どんなスキルを使って何を提供できたか」などの業務詳細を普段から記録としてまとめておくと良いかもしれませんね。

関連記事:これでフリーランスの履歴書はばっちり!書き方をご紹介します!

最新おすすめ
案件はこちら

もっと見る 矢印アイコン
この記事と合わせて良く読まれている記事
ポテパン最新記事