エンジニアのみなさんにとって、インターネットこそが活躍の場であり、ユートピアであると思います。また、だからこそインターネット市場の今後についても非常に関心があるのではないでしょうか。
今回は、メンバーズの決算説明会資料をもとに、今後のインターネット市場の動向についてお伝えできればと思います。フリーエンジニアの未来を考える上でも、おさえておくべき内容ではないでしょうか。
2020年のインターネット市場規模
人々が利用するデバイスの変化の波に乗り、スマホ最適化されたソーシャルゲームやキュレーションメディアなどのネット上で完結するビジネスモデルが勃興した時代はそろそろ終わりを迎えつつあります。これからは、ネットやITがリアル産業に侵食していく時代の到来が予測されています。不動産産業や医療産業などの大きなリアル産業がネットやITと接続されていくことで、そこにはまだ見ぬビジネスモデルが築かれていくことでしょう。
メンバーズの決算説明会資料を見ても分かるとおり、今後ウェブビジネス(インターネット)の市場規模は拡大の一途をたどっており、2020年には47.2兆円まで達すると予想されています。市場規模47.2兆円ということは、現在の自動車産業と同規模であり、不動産産業や医療産業よりも大きくなるいうことになります。
また、ホリエモンも「インターネットの誕生と同じぐらいのインパクトがある」と言及しているVR/AR(仮想現実/拡張現実)の盛り上がりも注目せずにはいられません。そうなると、もはや”インターネット市場”という言葉すら陳腐化されるでしょう。それは、どの産業でビジネスをやるにしてもネットやITの活用は当たり前になるからです。
インターネット市場の雇用数のゆくえ
すでに、各所でエンジニアの枯渇は嘆かれていますが、2020年に向けてその流れはさらに加速しそうです。メンバーズの決算説明会資料にもあるとおり、2020年のウェブビジネス(インターネット)の市場の予測雇用数194.8万人で、2010年のそれに比べ150万人増、2015年のそれに比べ100万人増となります。(※ウェブビジネスの市場の雇用数はエンジニア職のみではありませんが。)繰り返しになりますが、現在も市場環境としては圧倒的に人材が枯渇しています。そして、今後も売り手市場が続くことが予測され、エンジニアの価値も上がっていくことでしょう。
まとめ:これからも重宝されるエンジニア
以上、いかがでしたでしょうか。メンバーズの決算説明会資料を参考にしながら、インターネット市場を展望してきました。正直、筆者にも今後インターネット市場がどれぐらいの早さでどれぐらい大きくなるかは想像がつきません。ただ、今よりも増して、エンジニアの価値が高まると思っています。最後になりますが、ポテパンフリーランスでは、フリーエンジニアに対して最適な案件をご案内しております。案件を探しているフリーエンジニアの方はもちろん、今後独立を検討しているエンジニアの方もお気軽にお問い合わせいただければと思います。小さなことからご相談にのります。
参照:メンバーズ決算説明会資料 無料登録はこちら