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フリーランスはエージェントを利用した方がいい? そのメリットとデメリット

フリーエンジニアノウハウ

「エージェントって必要?」「エージェントを通すと仲介手数料が高そう」。。。そんなイメージだけでエージェントを避けていませんか?
エージェントは実際に見てみると、クラウドソーシングにはないメリットや利便性があります。まずはエージェントのメリットとデメリットを知り、エージェントを検討する材料にしてはいかがでしょうか。

フリーランスがエージェントを利用するメリット



エージェントとは、希望条件やスキルをすりあわせて、あなたのぴったりな案件や仕事を紹介してくれるサービスです。
フリーランスになると、「自分で求人を見つける」「単価や納期の交渉を行う」必要があります。最近はクラウドソーシングのような、フリーランスで仕事を探し獲得する体制は整ってきていますが、このような案件は単発であることが多く、「成果物を渡したら仕事終了。次の仕事を探さなくては」と、仕事が終わる度に営業を始めるフリーランスの方も多いのです。
そこで登場するのが「エージェントに任せる」という選択肢です。エージェントが紹介してくれるお仕事は「ある会社と契約し、その期間で様々なプロジェクト案件に携われる」性質のものが多く、1度の契約で安定した働き口となり、業務としても様々な経験を積むことができます。それ以外にももちろんメリット・デメリットがありますので紹介していきますね。

事務手続きが任せられる

フリーランスになって困ることに「税金」が挙げられるのではないでしょうか。会社に勤めているときは、会社が何やら手続きしてくれ、総務の人が「年末調整の手続きです! 締め切りはmm月dd日ですよ~。」などとアナウンスしてくれるので、自分はそれに乗っかっていればよかったという人は多いでしょう。
フリーランスになった途端に「そもそも払わなくちゃ行けない税金って何があるの?」ということからしてわからないのはかなり不安ですよね。
エージェントの中にはそんな税金のことや確定申告を代行してくれるサービスを用意してくれています。これなら会社にいたときとほぼ同じようにエージェントの指示通りにきちんきちんとこなせば税金関係のお悩みは解決です。

仕事の選択肢が増える

仕事紹介としてクラウドソーシングもありますが、単発の仕事が多い上に、単価が安く抑えられる傾向にあります。エージェントを通すことで、単価の高い非公開の案件を閲覧できますし、長期の案件も見つけることができます。
単発ではない期間単位の仕事を請け負うことで、複数のプロジェクトに参加して技術を高めることができ、仕事の選択肢も広がります。

安定して仕事が獲得できる

エージェントを通さずにフリーランスとしてやっていくこともできますが、案件が終わる度に「次の仕事何にしよう?」と考える必要がついて回るのもまた事実。エージェントを通すことにより、ある程度の信頼が得られ、個人では手が出せない大型のプロジェクトや非公開の高単価案件に手が届くようになります。
仕事が終わったとしても、希望すれば次の仕事候補をエージェントが絞ってくれるので自分で一から案件を探す必要がなくなります。

高単価案件がごろごろ

クラウドソーシングで紹介される案件がなぜ単発&単価が低くなる傾向にあるかご存じですか?実は、このような場所で募集しているクライアントが「下請けの下請けの下請け」という場合が多いのです。
そのため、中抜きが発生し報酬が下がり、短期の単発の仕事が多くなる、という訳なのです。エージェントなら「依頼企業⇒エージェント⇒フリーランス」と単純明快な構造です。そのため単価としても仕事内容にしても広がりがあるのです。せっかく働くなら収益性高く安定して働きたいですね。

エージェント利用のデメリット



ここまでエージェントを利用するメリットを解説しましたが、当然それにはデメリットもあります。契約期間が長くなる分自由度が減ったり、年齢がネックになったり。。。デメリットもきちんと確認し、「自分に関してはエージェントを通した方がよいのかどうか」を検討してみましょう。

年齢が上がるにつれて向かない傾向に

フリーランスを続けていく上でネックになるのが年齢です。フリーランスとは言っても募集案件に年齢制限が設定されていたり、年齢制限はなくとも、技術や需要が下がったわけではないのに50歳過ぎてから仕事の受注率が下がった。。。ということは珍しくありません。
これまで5年、10年など長くフリーランスを続けているのであれば、それまでに築いたクライアントとの信頼関係や自分の技術を適正に把握しているので、問題はないかもしれませんが、50代でフリーランスとして新規参入、というのは厳しいものがあります。
仕事が膨らんだときに体力が持つのか、また年齢が上すぎて指示が出しづらい、などの懸念がクライアント側にあるのです。

自由度が減る

フリーランスエンジニアの仕事形態には会社に出勤して仕事をする「常駐フリーランス」と在宅で仕事をする「在宅フリーランス」の2種類があります。エージェントで紹介している案件で報酬が高く契約期間が長いものは、常駐型のフリーランス案件が多いため、時間の自由度が減るのです。
在宅であっても、単発の仕事とは異なり、契約期間での縛りとなる案件がほとんどなので「やりたいときに仕事をやる」スタンスのフリーランスの方には、エージェントは向かないかもしれません。

エージェント任せとなる

税金や確定申告など煩わしい事務作業や、案件獲得のための営業など、直接報酬に結びつかない作業をエージェントに任せることで、確かに本業に集中できる環境が整います。しかし何らかの理由でエージェントとの契約を切る必要が出てきた場合、また一からエージェントを探す必要があり、自分のスキルを認めてもらうのもまた最初からやり直しです。
「エージェントから離れると途端に何もできなくなった」このような事態にならないよう、エージェント案件とエージェントなしの案件をバランスよく契約するのもよいでしょう。

エージェントの選び方・ポイント



これまでエージェントのメリット、デメリットについてお伝えしましたが、「エージェントを検討したい」と思ってもどんな基準や視点でエージェントの善し悪しを見極めればよいか、それがわかってないと「期待していたのと違った」ということになりかねません。
選び方のポイントを解説しますので、このポイントを軸に自分に合ったエージェントを探してみましょう。

自分のスキルにあった案件がたくさん見つかるか

エージェントの広告で「紹介案件多数!」とあっても自分のスキルに合わない案件ばかりであれば意味がありません。「これは!」と思ったサイトがあったら、自分のスキルや年齢、希望する勤務形態で検索をかけましょう。これで現在募集中の案件が出てくるかどうかが判断する基準となります。

案件の検索がしやすいかどうか

自分の希望する条件になるべく近い条件で検索できるかどうかも判断基準となります。自分の技術だけでなく、会社常駐形態希望か、在宅希望か、週何日働きたいのか。。。検索条件が多く設定できるエージェントの方が総じてサポート体制や案件数が整っている傾向にあります。

エージェントの利用検討は1度するべし!

「今までフリーランスとして単発案件を多くこなしてきた。でももっと報酬がほしい」「確定申告にこんなに時間が取られるならもう誰かに頼みたい」。。。今までエージェントを利用せずにこのような悩みをお持ちの方、またこのような悩みはなくともエージェントのメリットに魅力を感じた方はエージェントの利用検討をしましょう。すでにフリーランスで活躍している人もそうでない人も、理想の仕事が見つかる可能性が大です。

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