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フリーランスは屋号を持つべき?屋号の決め方とポイントを教えます!

フリーエンジニアノウハウ

フリーランスとして働いている人の中には本名とは別に「屋号」を持つ人も多いです。またフリーランスになり開業届を出すタイミングで自分の屋号を考える人もいるのではないでしょうか。
こちらの記事ではフリーランスの人にとって気になる屋号について詳しく紹介します。屋号をつけるか悩んでいる人は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

そもそも屋号とは



個人事業主であるフリーランスにおける屋号とは、事業を行う上で使用する名前のことです。法人として事業を行なっている場合、株式会社の名前がつきます。それと同じように個人事業主であるフリーランスも、仕事で使用する名前が他にある場合はそれが屋号になります。
ただし屋号は必ずつけなければいけないものではありません。フリーランスの人でも本名で活動をしている人は多くいます。本名で仕事をしている人の場合は屋号を持つ必要はありません。
ライターの人がペンネームなど本名以外で活動しているなら、そのペンネームが屋号になります。また結婚して苗字が変わった女性も、仕事中は旧姓のまま活動するために旧姓を屋号にする人もいます。
開業届の記入欄には屋号を書く場所がありますが、必ずしも記入する必要はないことを覚えておいてください。

屋号の決め方・ポイント3つ



つづいてフリーランスの人が屋号を決める時の決め方、ポイント3つを詳しく紹介します。

読みやすさ・聞き取りやすさ

まず屋号を決める上で大切にしてほしいのは、自分の屋号が仕事相手にどう伝わるか考えることです。
フリーランスに限らず、お店を経営している人や事務所をやっている人などがつける全ての屋号に共通して大事なのは、分かりやすさです。お客さんや仕事相手の人に自分の仕事内容がどんなものなのかすぐに理解してもらえる屋号が望ましいです。
そしておしゃれな名前だったり、こだわりのある名前をつけたかったりする人もいると思いますが、なるべく相手が記憶しやすいシンプルな名前にすることをおすすめします。
自分で考えた屋号が良い名前か自信がなかった時は、友人やフリーランス仲間に相談してみることをおすすめします。

業種・事業内容が伝わるか

次に紹介する屋号を決める時のポイントは、読んだだけで業種や事業内容が分かるかどうかです。
例えばフリーランスデザイナーとしてすでにデザイン事務所がある場合、屋号は「〇〇事務所」とするのではなく、「〇〇デザイン事務所」とするのがいいでしょう。
請け負う業務内容が多岐に渡っていない限り、業種が明確に分かる屋号にしましょう。

自分が好きになれる屋号か

最後に決めるポイントとして紹介したいのは、自分が好きになれる屋号かどうかです。
副業ではなく本業でフリーランスとして働きはじめるなら、はじめに決める屋号は長い間使いつづけます。なので必ず自分にとって納得のいく、自分の好きな名前をつけた方がいいです。
のちのち後悔しないためにも、自分が本当に良いと思える屋号を考えてください。

屋号を付けるメリット2つ

つづいてフリーランスの人が屋号をつけるメリット2つについて詳しく紹介します。

屋号の名義で口座を開設することができる

フリーランスの人の場合、確定申告の時に必要経費をあげるために領収書を保管しておく必要があります。しかし屋号があれば屋号名と個人名で新しく口座を開設することができ、業務用の口座を私生活用とは別に持つことができます。
業務用の口座を持っておけば確定申告をする時の帳簿の記入も楽になりますし、必要経費の管理もしやすくなります。またゆうちょ銀行であれば屋号のみで口座を開設することができます。
確定申告の手続きのためにも口座は私生活と別々にしておくことがおすすめです。

領収書や請求書の発行に使える

屋号を持っていれば必要経費のために必要になる領収書に、屋号を記入することが可能になります。なので自分の本名で領収書を書いてもらうのに抵抗がある人は屋号を持つのがおすすめです。
また発注先の企業などに請求書を発行する場合も、屋号があった方がフリーランスとして信頼を得やすいです。
下記の記事では、確定申告の時に経費として認められる領収書の形式・書き方について詳しく紹介しています。

関連記事:フリーランスは領収書を大切にするべき!管理方法もお教えします!

屋号に関する疑問あれこれ



つづいてフリーランスの人が屋号を持つ上で気になる点3つについて詳しく紹介します。

アルファベットは使えるのか

屋号には特にこれといって使用してはいけない文字の種類はありません。なのでアルファベットを使用することは特に問題ないですし、また数字やひらがな、カタカナや漢字も使えます。
しかしなるべく発注先の相手が覚えやすく分かりやすい屋号にすることを心がけましょう。

屋号の画数にはこだわった方がいいのか

ひらがなや漢字で屋号をつける時、画数を気にする人も多いと思います。そしてなるべくなら子供に名前を付ける時と同様、屋号の画数にも気を配ることをおすすめします。
可能であれば姓名判断や画数に関して知識のある専門家の人に事前に相談することをおすすめします。姓名判断を専門分野とする占い師の人でも良いでしょう。評判の高い、信頼できる占い師の人に相談してみてください。

屋号は複数取得できるのか

屋号は複数持つことも可能です。業種ごとに屋号を持つこともできます。
そして屋号を複数持った時も、確定申告をする時は個人名として手続きを行います。なのでそれぞれの屋号の必要経費の証明となる領収書などをまとめる必要があります。
また付けようとした屋号がすでにあったとしても、その屋号を使用することはできます。ただし同じ業種で近い分野で仕事をしていた場合、仕事相手の人が間違えてしまうリスクがあります。
同じ名前の屋号を持つことはできますが、なるべく仕事相手の人が混同しないよう同じ屋号がないものにするのがおすすめです。

屋号に困ったときにおすすめのブログ2選

最後に屋号を付ける時に参考になるブログを2つ紹介します。

①:「記憶に残るネーミングのコツは「"」濁点にあり サイト名・サービス名・会社名の決め方のヒント」/泥ログ-ライター"泥ぬマコ”のブログ

こちらのブログはフリーランスのライター兼編集者の泥ぬ・マコ(どろぬ・まこ)さんが書いているブログです。屋号に付ける名前のヒントとして、濁点を使用するメリットが詳しく紹介されています。
有名企業の名前を例に濁点が入っていないパターンが紹介されていたり、また半濁点を使用するメリットも分かりやすく簡潔に紹介されています。屋号に濁点や半濁点を使うか悩んでいる人は見てみてはいかがでしょうか。

②:屋号って変えちゃいけないのでしょうか?/バイク大好き個人事業主のための確定申告税理士・山口晶子のブログ

こちらは税理士である山口晶子さんがフリーランスなど個人事業主向けに書いているブログです。そして「屋号って変えちゃいけないのでしょうか?」では屋号を変更する時の手続きが詳しく紹介されています。
屋号を変更してもいいのか、また手続きが必要なのかなどの疑問について分かりやすく説明されています。屋号の変更を考えている人は読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

フリーランスに成り立ての頃、屋号が必要かどうか分からず、開業届の記入に困ってしまう人もいると思います。しかし屋号はフリーランスの人が必ず持つ必要のあるものではありません。
ただし屋号を持つことで得られるメリットもたくさんあります。こちらの記事を参考にして、ぜひ屋号を持つか持たないか、そこから計画を立ててみてください。

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