フリーエンジニアノウハウ

スタートアップ案件への参画を目指すRubyフリーエンジニアが知っておくべきこと

スタートアップは私たちの日常のあり方を大きく変えることを目指し、次の当たり前を創り出そうとしています。実際に、料理をする主婦の中でクックパッドの存在感は凄まじいものがありますし、スマホ所有者の9割はLINEを使っていると言われています。わずか数年で、起業家たちの妄想が現実となり、世界をより便利に変えていくのです。

そんなスタートアップシーンにおいて、近年Rubyを採用する企業が増えてきました。先に紹介したクックパッドもRubyを採用しています。ではなぜ、スタートアップ企業はRubyを選択するのでしょうか?スタートアップがRubyを選ぶ本当の理由を追いながら、スタートアップ案件への参画を目指すフリーエンジニアの方向けに本記事をお届けします。
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Rubyとは

まずはRubyについて簡単におさらいしましょう。
Rubyを知らずとも、まつもとゆきひろ氏の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。Rubyはまつもと氏によって1993年に考案された日本発の言語です。オブジェクト指向スクリプト言語で、強い拡張性と柔軟な文法を兼ね備え、他の言語と比べて少ない行数でプログラムを作ることができ、時間短縮ができるというメリットがあります。

また、可読性が高く、感覚的に理解できる言語であり、プログラミング初心者から上級者までを惹きつける言語なのです。近年その活用の幅は広がり、Web開発以外にも、BtoBシステムやソーシャルゲームなどでも利用されることも増えてきました。また、チーム開発との相性の良さも多くの企業がRubyを採用し、今後数年で需要が高まると予想されている背景なのです。

スタートアップで存在感を増すRuby

Rubyの存在感はスタートアップ界隈において日に日に増しています。
ソーシャルリクルーティングサイト「Wantedly」を運営するウォンテッドリーによる、スタートアップ企業に人気のプログラミング言語に関する調査結果によると、2009年に創業した企業の使用言語はPHPが最も人気でしたが、2011年以降に創業しているスタートアップ企業の場合はPHPとRubyがほぼ半々だったそうです。

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<参照:リリース:企業に人気のプログラミング言語に関する調査>

グラフの数字によると、2014年に創業した企業ではPHPが22%、Rubyが25%と、初めてRubyがPHPを上回った結果となりました。これは2009年創業企業がPHPを使用していたのは38%、Rubyは15%という数字と比べると、存在感が増したことを意味しています。

スタートアップがRubyを選択する3つの理由

開発工数の短さ

Railsの大きな特徴に、開発工数の短さがあります。必要最小限のコードでプログラムを作成でき、コマンドでソースコードを自動生成する機能が装備。開発効率の高さが評価されています。また、可読性が高さはそのまま生産性の向上に繋がります。そして何よりオブジェクト指向型であることで、ある程度技能を持ったプログラマにはソースを再利用しやすく書きやすいのです。開発効率が高いため、企業としては早期収益化を見込みやすいため、多くのスタートアップ企業がRailsを採用しています。

近代的な開発体制にマッチ

現代のチーム開発において、スクラム開発は欠かせません。チームのコミュニケーションを重視した手法と言われるアジャイル開発の代表的な手法の一つで、短い期間で最大限の成果をあげる手法として開発現場において当たり前になりつつあります。このように、現代の開発においては変化への対応力が重要です。なぜなら、サービスを開始後に短いサイクルで「リソースを何に投資するか」を決めていく必要があるからです。Rubyがスタートアップと相性が良いと言われる理由の一つです。

採用のしやすさ

実際には、この理由が多いでしょう。新しいサービスを作る際にフレームワークを選びますが、まず「フルスタックフレームワーク」が選ばれます。なぜなら、エンジニアのスキルに依存しづらく、余計な設計をしなくて良いからです。つまり、より多くのエンジニアが好むフレームワークを選ばない理由はないでのです。もし誰も使っていないような技術だった場合、社員はもちろん、外注ですら受けてくれないでしょう。技術うんぬんよりも採用のしやすさという観点を重要視すべきという声もあります。
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開発者にとっては、年収の高さも魅力のひとつ

ご存知の方も多いと思いますが、Ruby on Railsが米国の調査で平均年収が1,300万円になり、高額平均給与ランキングで1位になりました。

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また、日本においてもHRogにてRubyの求人平均年収が全体で4位の高額ポジションとのデータが公開されました。掲載件数の伸び率では昨年比52%増で、Rubyを使ったシステムや開発が世に広がっていることを意味しています。

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<参照:プログラミング言語別給与ランキング【2015年版】>

なぜRubyエンジニアの年収は高いのか

Rubyエンジニアの年収は日米問わず高いことがデータからわかりました。
ではなぜ、Ruby/Ruby on Railsを使用するプログラマーの年収が他の言語を使用するプログラマーよりも高いのでしょうか?

その大きな理由は、少ない工数で開発ができる効率の良さです。仮に同じ性能を持つ製品を作る際に、他の言語を使用するよりも少人数かつ短期間で作ることが出来たら、1人が発揮する価値の総和は増えますよね。つまり、高い生産性がコストダウンを生み、結果的に年収の高さに繋がるのです。また、Rubyエンジニアの年収が高い理由はもう一つあります。それは、システム全体を理解する力を養えることです。Ruby on Railsはシステム全体を理解していなければ開発できません。その結果、全体を把握し、より効率的な開発を試みる癖がつき、開発期間も短縮化することができます。これにより、エンジニアとしての価値が上がり、年収に反映されるというわけです。

Rubyとスタートアップのこれから

4社に1社。これはWeb系のスタートアップ企業がRuby on Railsを利用する数で、スタートアップにおいて最も使われていると言っても過言ではないでしょう。スタートアップには時間もお金もありません。毎日が勝負であり、1日すら無駄に出来ない状況が続きます。そんな環境下において、開発効率の高さはスタートアップの収益化を後押ししてくれる強い味方なのです。

実際に、アメリカではRubyが認知されるまでに時間がかかり、Pythonが使用されるケースが多い現状にありますが、現在ではその差は縮まりつつあり、Pythonを抜くのも時間の問題でしょう。日本では既にクックパッドやマネーフォワードなど、スタートアップを中心にRubyの利用は増えていますが、今後その勢いは増すばかりでしょう。

まとめ

スタートアップがRubyを選ぶ本当の理由についてご紹介してまいりました。
お伝えしてきた通り、多くのスタートアップがRubyを選択しています。それはつまり、フリーランスエンジニアにとっては案件を獲得するチャンスが増えているということを指します。加えて、開発効率の高さやチーム開発との相性、年収の高さを考慮しても、いま挑戦して間違いない言語と言っても過言ではないでしょう。

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