フリーエンジニアという働き方を選ぶ人が増え続けています。大学を卒業して企業に就職し、数年働いたのち、フリーエンジニアの道を選ぶ。これがまさに、フリーエンジニアとなる方の基本ルートと言えるでしょう。
また、フリーエンジニアになる動機としては、報酬を増やしたい、自由な働き方をしたいなどが多いようです。しかし、現実には案件探しや事務作業など、会社員時代には経験しなかった苦労も多いのも事実。
今回は、理想のフリーエンジニア生活を実現するために欠かせない ”エージェント" についてご紹介していきたいと思います。
目次
フリーエンジニアのエージェントとは
エージェントとは、フリーエンジニアと、フリーエンジニアを採用したい企業の間に立ち、より良いマッチングのお手伝いをする役割を担っています。この役割によって、エンジニアにとっては、多くの案件から自分に合った案件を客観的に分析し紹介してもらい、より良い条件での就労のための交渉をしてくれます。一方、企業にとっては、自社の条件に合ったエンジニアの採用を代行してくれるため、手間と時間を削減しつつ、求める人材との出会いの機会を創出してくれます。両者にとって頼りになる存在となるのがエージェントの使命です。
なぜエージェントが必要なのか
フリーエンジニアという働き方を選んだあなた。新たに生まれる技術トレンドなどを考慮し、案件単位で実績を積み重ね、自由なキャリアやライフプランニングを構築していけるでしょう。しかし、『自由』というメリットがある反面、正社員と違い雇用の保護が無く、生活の保障が無い『不安』を常に抱えていくことはデメリットといえるでしょう。その不安の大きな要素は、案件探しと報酬です。
フリーエンジニアになったは良いが、仕事がない。仕事はあるが、単価が安い。これではフリーエンジニアになった意味がないといった声はよく聞きます。このような課題に対して、エージェントが解決できる点をご紹介していきます。
1. 案件探しをサポートしてくれる
フリーエンジニアが案件を獲得していく方法は、大きく分ければ以下の3つに分けられます。・これまでの人脈を活用するなどして、自ら営業活動を行う
・クラウドソーシングサイトで案件を探す
・フリーエンジニア案件を扱うエージェント会社に登録し案件を紹介してもらう
有効な人脈をお持ちの方や自分をアピールすることが得意な方は自ら案件を獲得していけるでしょうが、それを継続的におこなうことは肉体的にも精神的にも非常に労力がかかるのも事実。また、クラウドソーシングサイトにも多数の案件は掲載されていますが、小粒な案件だったり単価が安かったりと、なかなか不安定な日々を過ごすことになりそうです。
一方、エージェントを活用すると、自分ひとりでは出会えないような高額案件を紹介してもらえたり、また案件探しにかける時間とコストをそのまま代行してもらえます。
2. プロからの客観的なキャリアサポート
エージェントを利用すれば、スキルや希望条件にマッチする案件を探し出して提案するカウンセラー、契約後の状況確認や相談業務を行うフォロワーなどがフリーエンジニアの活動を全面的にバックアップします。エージェントによってはカウンセリングからフォローまで一貫して専属のサポーターが就くケースもあります。安心感はもちろん、長期的な見通しも含めてキャリアプランを相談できる点でエージェント利用は有益な機会になるはずです。
3. 報酬アップが期待できる
エージェントが間に立つことで、フリーエンジニアの報酬はアップする傾向にあります。どうしても採用側である企業に価格決定権が寄りがちのため、個人で交渉にたつと最終的に単価が低くなりがちです。しかし、フリーエンジニアの交渉代理人とも言えるエージェントが間に立つことで、あなたの価値をきちんと企業に伝え、市場の適切な価格と個人の希望価格を照らし合わせた上で交渉をしてくれます。このような単価交渉の場においてエージェントが活躍するのはエンジニア業界だけではありません。例えば、プロ野球のオフシーズンの契約交渉の映像をテレビで観たことはありませんか?今シーズン、またはこれまでの成績から、チームへの貢献度を可視化し、適切な給与額を球団側と交渉する。このように、いつの時代もプロフェッショナルにはエージェントが不可欠と言えるのです。もしあなたがフリーエンジニアとしてプロフェッショナルを目指すのであれば、一度エージェントの話しを聞くべきでしょう。
どのようなエージェントを選ぶべきか
エージェントによっても当たり外れがあるのも事実です。つまり、フリーエンジニアの側も、エージェントを見極める厳しい目を持たなければなりません。良いエージェントの特徴をお伝えしていきます。自分にあった案件を紹介してくれる
まずはエージェントのビジネスモデルを考えてみましょう。エージェントは、手数料収入によって成り立っているビジネスです。一人のフリーエンジニアに時間をかけるよりも、多くの人に仕事を紹介していった方が効率がいいのは当然です。それでも、親身になり納得のいくまでサポートしてくれるか否かは、一度会えばすぐに見極めることができます。また、優秀なエージェントであれば、営業力が高く様々な分野の案件を数多く抱えています。つまり、顧客であるフリーエンジニアにマッチする案件を多数紹介してくれる可能性が高まるということです。
一方、希望外の案件を紹介されたり、成約を急かしたりするエージェントは案件自体が少ない、すなわち営業力のない場合がありますので注意が必要です。
レスポンスが早い
優良なエージェントは概して何事にもレスポンスが早いです。それは、素早いレスポンスはクライアントへの最大の誠意であることを分かっているからなのです。案件を探しているフリーエンジニアの皆さんからしたら、1日でも早く案件に入りたいものです。こういった事情を汲み取り、顧客目線での早いレスポンスをしてくれるエージェントを選びましょう。事務手続をサポートしてくれる
フリーエンジニアの中にはその道の仕事の腕は一流でも、事務手続きが苦手という人は意外と多いのです。特に毎年確定申告の時期になると領収書の山を前に浮かない表情をしているという話をよく聞きます。フリーエンジニアにとって事務手続は避けて通れない業務ではありますが、苦手な人が多いうえに大きな心的負担になっています。それを解消してくれるサポートがあるのはフリーエンジニアの立場や思いを理解している証拠と言えるでしょう。
まとめ
エージェントにも強み、弱みがあり、一長一短あります。つまり、エージェントを選ぶ基準は手数料や案件数など単純な動機で決められるものではありません。Webサイトはあくまで入口と考え、実際にエージェントのサービスを確認するためにもスタッフやカウンセラーなどと顔を合わせて話をしてみてください。エージェントは、会社はもちろんですが、担当者の力量もかなりの比重を占めますので、まずは会ってみないことには始まりません。
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