クラウドワークス初心者必見！おすすめ案件とメリットデメリットについて解説

クラウドワークスとは

クラウドワークスは、個人・法人問わず業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。

報酬を事前にクライアントからお預かりし、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、安心してお仕事することができます。

様々な仕事があり、自身がクラウドワーカーになることはもちろん、クライアントとして仕事を発注することも可能です。

仕事の依頼形式は大きく3種類あります。

プロジェクト形式

プロジェクト形式は、仕事に応募し、条件合意が取れたら契約に進む形式です。

応募時には実績や経歴などを提出するほか、見積もりを求められることもあります。

プロジェクト形式の報酬の支払い方法は、契約時に金額を決める「固定報酬制」と、稼働した時間に応じて支払う「時間単価制」があります。

「固定報酬制」は、納品や業務の完了に対して報酬が設定される形式です。

契約前に、仕事内容や納期、報酬等を擦り合わせ、納品後にクライアントの検収に合格すると、報酬が支払われます。

また、マイルストーン払いを使用すると段階的に報酬を支払ってもらうことも可能です。

「時間単価制」は、報酬が1時間ごとの金額で設定され、実際に稼働した時間にあわせて週ごとに支払われる形式です。

タイムカードを使用し、稼働開始、終了の打刻を行うことで、稼働時間を計算します。

◎仕事例

ライティング、開発、デザインなど納品ベースの案件

コンペ形式

コンペ形式は、募集内容に対しての制作物の提案を行う形式です。

ロゴマークやキャッチコピーなどの提案した制作物が採用されれば、報酬を得ることができます。

提案数に上限のないコンペでは、複数の作品を提案することも可能です。

◎仕事例

ロゴ作成、キャラクターデザイン、キャッチコピーなど採用されると高額報酬を得られる案件

タスク形式

タスク形式は、用意された設問に回答を入力するだけで、クラウドワークス上で作業をすぐに始められる仕事形式です。

回答が承認されると報酬が支払われますが、依頼内容を満たさない回答は非承認となり報酬を得られないこともあります。

◎仕事例

アンケートや入力作業など短時間で完了する案件

初心者におすすめの案件

ホームページ制作・Webデザイン

• ホームページ制作

• webデザイン

• WordPress制作・導入

• ランディングページ(LP)制作

• HTML・CSSコーディング

• Webサイト修正・更新・機能追加

• アイコン・ボタン・ヘッダー制作

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

ホームページ制作・Webデザインの案件は、IT・エンジニア関連の仕事の中では未経験でも始めやすい仕事のため、クラウドワークス初心者の方にも挑戦しやすいです。

1週間から1ヶ月程度で納品する案件が多く、時間単価制だと1500円以上、固定報酬制だと3万円以上のものもあるため、ある程度フロントエンドに関する技術がある方はオススメです。

動画・映像・アニメーション

• 動画作成・動画制作

• YouTube動画作成・編集

• 映像編集・映像制作

• TikTok・短尺動画

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

動画・映像・アニメーションの案件は、YouTubeやTikTokなど動画サイトやSNSに投稿する動画や、Webサイトや広告で使用する動画などを、制作・編集するものです。

基本的にはクライアントから素材動画や音声、画像などを共有してもらえる場合が多く、動画編集ソフトの使い方をある程度知っていれば実務経験がなくても契約できる案件もあるため、初心者の方にもオススメです。

ライティング・記事制作

• キャッチフレーズ・コピーライティング

• 名前募集

• オウンドメディア・ブログ記事作成

• レビュー・口コミ

• 記事・Webコンテンツ作成

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

ライティング・記事制作の案件は、Webサイトやブログなどに掲載する記事などを執筆・編集するものです。

特別な技術は必要なく、指定文字数も案件によって様々であるため、初心者の方はまずは1000文字以下の案件から始めてみることをオススメします。

ライティングや記事制作は案件を獲得しやすい反面、文字単価は1円にも満たないものがほとんどであるため、副業収入はあまり期待できない場合が多いです。

事務・カンタン作業

• 質問・アンケート・テスト

• データ作成・入力

• 内職・軽作業

• データ分類・カテゴリ分け

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

事務・カンタン作業の案件は、5分で終わるかんたんな質問やアンケートに回答したり、指定された情報をエクセルに入力したり、ネットショップやフリマサイトに商品を登録するなどがあります。

単純な入力作業を繰り返すことが多く、基本的なパソコン操作のスキルがあれば誰でもできるため、初心者におすすめです。

タスク形式の案件がほとんどで、単価は最低でも3円〜数十円のものも多くあるため、副業収入はあまり期待できない場合が多いです。

ネーミング・アイデア

• ネーミング募集

• キャッチコピー・コピーライティング

• 企画・プロモアイデア募集

• 商品企画

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

ネーミング・アイデアの案件は、社名や店舗名、ブランド、サービス名、商品のキャッチコピーなど、様々な名前を主にコンペ形式で募集しています。

特別なスキルは不要で、採用された時の報酬は5000円以上の場合が多いため、初心者にもオススメの案件です。

しかし、コンペ形式の案件は採用された場合のみ報酬を得られるため、数時間かけて考えたネーミングやアイデアが選ばれなかった場合は時給も単価も0円となってしまうため、安定した副収入は望みにくいです。

翻訳・通訳サービス

• 翻訳・通訳

• 英語・英文

• 中国

• フランス

• 韓国

• ドイツ

• タイ

• スペイン

• イタリア

• ポルトガル

• ロシア

• アラビア

• タガログ

参照 :クラウドワークスの相場一覧表( https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing )

翻訳の案件は、他言語での通訳やWebサイトや英文翻訳などがあります。

特に近年増えてきているのは、バイヤーやブランド商品の受け取りと発送業務で、海外に在住しており副業を考えている方にはオススメです。

純粋な翻訳業務の数が少なく競争率が高いので、安定した副収入は望みにくいです。

初心者がクラウドワークスを利用するメリット

副収入を得られる

参照 :人材派遣・人材紹介のマンパワーグループ/副業に積極的な一般社員は約３割。「副業をやる、やらない」の理由とは？( https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/20200420.html )

人材派遣・人材紹介のマンパワーグループの調査によると、副業をやっている、もしくは今後やりたいと考えている人たちにその理由について聞いたところ、「自由に使えるお金を増やしたい」（82.6％）が、全体の8割以上を占めています。

このことからも分かるように、クラウドワークスでの副業は副収入が目的である方がほとんどです。

クラウドワークスは初心者でも気軽に始められる案件から、専門的な技術を要する案件まで種類が豊富であり、後者は月数十万円の報酬を得ることも可能なため、副収入を得られるのは最大のメリットと言えるでしょう。

特別なスキルがなくても受注可能

ホームページ制作や動画編集、翻訳や通訳などはある程度のスキルを必要としますが、ライティングやアンケート回答、エクセルにデータ入力をする事務作業などはPCの基本的な操作ができれば誰でも取り組むことができる案件です。

そのため、初心者の方でも気負いすることなく業務を行うことができます。

「自身でも案件をやり切れるか心配」という方は、クライアントとの契約を結ぶ前にテスト納品を行う案件もあるため、そこでスキルチェックをすることも可能です。

在宅でできる案件が多い

クラウドワークスにあるほとんどの案件は在宅、またはPC一つで完結するものが多いです。

そのため隙間時間で取り組むことができ、通勤時間もないため時間を効率的に使うことができます。

案件を受注する時の注意点

極端に報酬が高い/低い案件に注意する

初心者のうちは実績作りのために、単価が低い案件にも応募してみるのがオススメですが、相場よりも低すぎる案件は避けるようにしましょう。

また、極端に報酬が高い場合、募集要項を確認した上で受注してもいざ案件をもらったら内容が違うという事例も多く報告されています。

クラウドワークスは相場を提示しているので、この相場よりも極端に報酬が高いもしくは低い案件は注意が必要です。

なお、クラウドワークスでは一部の仕事カテゴリで報酬が相場よりも極端に低い可能性がある場合にアラートが表示されるようになっています。

適正な報酬額の案件探しの参考にしてみてください。

クライアントの情報を確認する

クラウドワークスでは全ての仕事依頼を確認し悪質な案件の撲滅に努めていますが、それでもやはり悪質なクライアントは存在します。

受注したい案件を見つけた後は必ずクライアント情報も確認しましょう。

本人確認済みであるかどうか、評価の星の数、案件を受注したワーカーからのコメント、過去の募集実績などを主に確認すると良いでしょう。

同じ内容の案件を大量に発注している場合や、過去の実績がない場合は受注を控えた方が無難です。

クラウドワークスで応募した案件、なんか怪しい人だったみたいー😱😱
今回はダメだったけど、こちらのURLに…とメッセージきたよ😑
え、あるある？？
クライアント情報はちゃんとチェックしなきゃと実感🌀#webライター #webライター初心者

— kozzy＠webライター (@111Kozu) September 16, 2022

クラウドワークス外のやりとりに注意する

クライアントによっては、クラウドワークスで契約を結んだ後にSlackやChatworkなどの外部サービスでの連絡を求めてきたり、契約に必要と言って住所や氏名、電話番号などの個人情報を求めてくる場合があります。

クラウドワークスではこのような直接取引等の行為を禁止されており、違反するとアカウントの利用制限などの措置がとられる場合もあります。

基本的にはクラウドワーク内であれば匿名での業務が可能であり、報酬の受け渡しなども完結できるので、業務上どうしても外部ツールが必要である場合以外では連絡先を公表しないようにしましょう。

また、「クラウドワークスを挟まなければ、手数料を引かれない額の報酬を渡せる」といってクラウドワークス外での報酬受け渡し交渉をしてくるクライアントは1円も支払われない場合があるため、特に注意してください。

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まとめ

今回はクラウドワークスの基本的な情報から初心者でも始めやすい案件の紹介、案件を受注するときの注意点などを解説していきました。

副収入を増やす目的で案件の受注を考えている方は、単価数円のタスクを複数こなすよりも、Webサイト制作や動画制作などの単価が高く案件数も豊富であるものに挑戦してみるのがオススメです。

また、フリーランスのエンジニアは自身の得意な分野の仕事を選べて、収入も今までより増やせることが多いため、興味のある方は一度ポテパンフリーランスをチェックしてみてください。