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フリーランスなのにフリーターと勘違いされてる...そんなときに説明したいちがいと共通点

ファイナンス

「フリーランスに憧れて夢を叶えた! でもなぜか周囲の反応がいまいち…」 ということありませんか?
その理由は相手が「フリーランス=フリーター」という誤解をしている可能性がなきにしもあらず。今回はそんな相手の誤解を解くための論理武装を展開していきます。

フリーランスはフリーターと思われがちなの?



「フリーランス」と「フリーター」って響きが似ていますよね。「いやいや、イメージ全然違うよ!」と思った方はフリーランスに憧れを持ってそれなりに調べているのでしょう。しかし、フリーランスという働き方を知らない方にとっては、「フリーター」の方が身近です。
それゆえに「私フリーランスになったんだ!」と喜々として報告すると、「おめでとう!」ではなく「将来ちゃんと考えてるの?」などといった的外れな、そして芳しくない反応が返ってくることは珍しくありません。
本記事ではそんな反応を返されて「ちょっとがっかり…」な方や「周囲にフリーターと思われてなんとなく肩身が狭い」と感じている方のために「フリーランスはフリーターじゃないよ! 私はこの働き方気に入ってるんだよ!」とちゃんと伝えられるような論点をお伝えします。

フリーランスとフリーターの違い



これから両者の特徴や共通点を紹介し、違いをあぶり出していきます。

フリーランスとは

会社に所属せず、案件が出てくるたびに契約する働き方です。成果物を出すまでに働いた時間や場所は問われないことが多いので、かなり自由に時間を使えます。また、案件を自力で取れるだけの技術が必要なので、おのずと技術は高いレベルが要求されます。
また、技術が上がれば報酬が高額な案件にも携われるので、報酬が万単位で上がることは珍しくありません。

フリーターとは

パートやアルバイトで働いて生計を立てている方を指します。主な例としてはコンビニやレストランなどです。会社員のように9:00~17:00まで1日中働くわけではなく「午前中のみ」「午後3時間のみ」など短時間で働けるので、「他に目指していることがあるから」「副業として」行う人が多いです。
技術はそれほど要求されないので敷居はかなり低いです。

両者の共通点

共通点は2点あります。
  • 収入が保証されていない
  • 時間に余裕がある
フリーランスもフリーターも「毎月〇万円もらえる」という保証はありません。どちらも成果給で、フリーランスは「成果物をだす」、フリーターは「シフト通りに来る」ことで収入額が決定します。
また、両者とも会社員などと比べると時間に余裕があります。フリーランスは成果物さえ出せれば「何時間働いたか」は問題にされません。フリーターは「午前中のみ」など比較的短時間働いていることが多いので時間の余裕はあります。

両者の違い

違いは主に3点あります。

違い1
  • フリーランスは専門的技術を武器に仕事をしている。
  • 対するフリーターは「誰にでもできる仕事」をしていることが多い。
まずは技術面の違いです。フリーランスは自力で案件を取ってくる必要があるため、ある程度の専門的技術や実績を持っています。その技術や実績が認められてはじめて仕事ができるのです。スキルの高さが認められれば収入増が見込めます。
対するフリーターは「自分には特別な技術がないから。でも稼がなきゃ生きていけない」という理由でなることが多いです。しかも「誰にでもできる仕事」なので、そこで何かスキルを身につけたとしても収入増に結びつきにくいのです。

違い2
  • フリーランスは会社ではなく案件と契約し、成果物さえ提出できれば何をしていてもOK。
  • フリーターは会社と契約し、決められた時間に出勤する必要がある
違いの2つ目は報酬に至るまでの道のりです。
フリーランスが問われるのは「納期通りに成果物を提出すること」なので、成果物さえきちんと出せるのであれば何時に仕事をしてもよいし、外出などプライベートな用事を誰に気兼ねすることなく済ませられます。
フリーターは時間給とシフト制が一般的なので、「明日は何時から何時まで出勤だな」と決められた時間会社に拘束されます。仕事中に自由に自分の用事を済ませるようなことはできません。

違い3
  • 「フリーランスになりたい!」と思って目指す。
  • 「叶えたいことがあるから」とりあえずフリーターで当面の生活を維持
違いの3つ目は「夢かそのための手段か」という点です。
フリーランスという働き方は「いつかフリーランスになりたい!」というように、自分の技術がある程度のレベルに達した結果なれるものです。
フリーターは「何か叶えたいことのために時間を割きたいから」「何か稼がなくてはいけないから」という理由で、なることが多いです。「フリーターになるのが夢だった!」という方はほとんどいないでしょう。

フリーターからフリーランスになることはできる?



会社に縛られず自分の裁量で働くフリーランスは、フリーターから目指すのに相性のよい働き方です。自分の技量を活かして働けるので、これまで磨いてきた技量があればそれを活かせます。

フリーターからフリーランスへの衣替えは相性ばっちり

フリーターの方は「やりたいことがあってそれに時間を割きたいから」フリーターをしているのではないでしょうか。その「やりたいこと」をフリーランスとして活かせないか検討したことはありますか?
最近はインターネットや技術の発達により、一昔前なら何十万も出して機材を揃える必要があったものでもパソコン1台とソフトでできるようになってきています。やりたいこととやった成果を自宅から世界に発信することも簡単です。
フリーランスは会社に所属せずに働く形態なので、「やりたいことがあるからフリーターをしている」という方と相性がよいのですよ。

フリーターからフリーランスになるには

フリーターからフリーランスになるには、まず自分の技量を活かして在宅でできる仕事がないか探してみましょう。検索先は検索エンジンやクラウドソーシングサイト、転職エージェントサイトあたりがよいでしょう。
活かせる技量がない」というのであればフリーランスと相性のよい「ライター・デザイン・エンジニア」あたりの技術を身につけるのはいかがでしょうか。この3つの職業はフリーランス初心者には最適な職種です。
オンラインで格安で技術を身につけられるサービスもあるのでそのようなサイトを利用してフリーランスを目指してみましょう。

フリーランスによくある職業・業種



フリーランスとして働ける職業や業種はたくさんありますが、ここではフリーランスを今から目指す人でも比較的とっつきやすい職業を3つ紹介します。

おすすめ1: ライター

あなたが何か知りたくてインターネットで検索すると出てくる記事のようなものがありますよね。ライターはそのような記事を書く仕事です。ジャンルは芸能、ニュース、美容、ペット、金融系など無限にあるので、どんな人でも探せば書けそうなライターの仕事が募集されているでしょう。

おすすめ2: デザイン

何かのデザインをして報酬をもらう仕事です。デザインといってもいろいろありますが、在宅でやるならウェブデザインがやりやすいでしょう。「デザインなんてしたことがない」という方でも、オンラインで気軽に学べるのでまずはそこから学んでフリーランスを目指しましょう。

おすすめ3: IT業界のシステムエンジニア (SE)

システムエンジニアはシステムの設計をする仕事です。マネジメント的な役割を担っているので、この職種でフリーランスになる方は「元々会社でエンジニアだった」という方が多いです。
「イメージが全然つかめないぞ…?」という方は、エンジニアの前段階とも言うべきプログラマーを目指すのはいかがでしょうか。プログラマーはプログラミング言語を使ってソフトウェアやサービスを開発します。ウェブページを作っているHTMLも立派なプログラミング言語です。
この技術もオンラインで気軽に学べるので、作りたいものを念頭にプログラミング言語を学んでみてはいかがでしょうか。

フリーターにはないフリーランスの魅力とは



このようにフリーランスは技術に裏打ちされているからこそ自由な働き方が実現するのです。「自分のやりたい仕事ではないけど自分でもできる仕事だから」という理由で選ぶフリーターとはそこが一番違います。
フリーランスは会社ではなく自分の技術を頼りに働いているので、「自分の裁量で動ける自由な感覚」があります。「フリーランスになったんだ!」と報告して「え、大丈夫なの?」と心配されたらこう答えましょう。「フリーランスは技術を持っているからこそできる働き方なんだよ!」と。

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