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フリーランスが入るべき保険とは?健康保険について解説!

2017年12月11日 ファイナンス

自分に一番合った保険はどれなのか、知りたくありませんか?会社員からフリーランスになったとき、自分でやらないといけなるものが保険の手続きです。責任ある自由こそフリーランスの醍醐味。保険を選ぶにしても、自分にあったものを選びたいですよね。

しかしいざ調べてみると、その保険制度の選択肢の多さ、そして複雑さに驚かれた人も多いでしょう。保険料、手続きに必要な書類、そして保険の適用範囲などなど、保険制度には比較すべき項目がたくさんあります。そこで今回は、フリーランスが選べる保険の種類、中でも健康保険の選択肢をご紹介。

自分にあった保険制度を選ぶ際の、参考にしてくださいね。

フリーランスが選べる保険の種類

フリーランスが利用できる保険には、以下のものがあります。

健康保険

公務員にとっての共済保険、会社員にとっての健康保険に相当するものがこの健康保険。フリーランスになった際に、入らなくてはならない保険です。健康保険には3種類あり、フリーランスはその中から1つ選ぶ必要があります。

民間会社の保険制度

民間保険会社の保険制度を利用するのも選択肢の一つです。そしてこの種の保険制度には、傷病手当金という大きなメリットがあります。というのも健康保険には、傷病手当金に相当するものがありません。そのためケガや病気などで働けなくなったときを想定して民間の保険に入っておくのもおすすめです。

被保険者から扶養を受けられる場合も

条件を満たせば、すでに健康保険を受けている家族の被扶養者になれる場合もあります。その条件は以下の通りです。

  • 被保険者の収入により生活が成り立っていること
  • 年間収入が130万円未満で、被保険者と一緒に暮らしている場合は被保険者の年収の二分の一未満、暮らしていない場合はその年収が被保険者からの援助額より少ないこと
  • 被保険者の直系尊属、三親等以内の親族、あるいは配偶者であること

例えば、学生が会社員を経ずにフリーランスになった場合、このような形で保険を受けられるかもしれません。
関連記事:フリーランスでも扶養控除を受けられるの?その基準を解説!

フリーランスが検討すべき健康保険の種類

フリーランスが入らなくてはならない健康保険。しかし一口に健康保険と言っても、以下の三種類があります。

国民健康保険(国保)

市町村が運営している保険制度です。そのため手続きは住んでいる自治体でやる必要があります。手続きに必要なものも、自治体によって異なります。例えば千葉市の場合は以下の書類が必要です。

  • 資格喪失証明書など、退職した日がわかるもの
  • 前年の所得金額がわかるもの
  • 写真月の身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 金融機関のキャッシュカード(保険料の口座振替手続きができます)
  • 年金証書(退職者医療制度に該当される方。ただし平成27年3月31日までに対象となった方。)

参照:千葉市:国民健康保険

また毎月払う保険料は医療分、後期高齢者支援金分そして介護分の合計となります。しかし実際に払う保険料は自治体、年度、前年度の所得によって異なります。特に会社員時代稼いだ人は、そのぶん保険料を高額請求される場合も。注意しましょう。また扶養家族がいれば、そのぶん保険料も増額します。

自治体によってはHP上で保険料の見積もりができる場合もあります。まずは「健康保険制度 (住んでいる自治体名)」と検索して、手続きや大まかな保険料を把握しましょう。

文芸美術国民健康保険組合

文芸美術国民健康保険組合とは、厚生労働省の認可を受けて国の保険給付と保険事業を行っている団体です。以下の条件を全て満たせば、この組合の保険制度を利用できます。

  •  日本国内に住所がある。
  •  文芸美術著作活動を行っている。
  • 組合に加盟している団体の会員である。→加盟団体の一覧は公式サイトにて確認できます。

しかし以上の条件を満たしていても、主な収入源が文芸美術著作活動とは無関係などの場合、制度を利用できないこともあるようです。心配な場合は文芸美術国民健康保険組合に問い合わせてみましょう。加入する場合は、以下のものが必要になります。

  • 加入申込書(所属団体承認印押印済)
    承認済口座振替依頼書(②貴社控)。
  • 世帯全員の住民票(3ヵ月以内に発行された世帯全員という証明のあるもの)
  • 文芸・美術及び著作活動に従事していることを証明する書面の写し

保険料は平成29年度現在で月19,600円、扶養家族は1人につき月10,300円です。所得によって保険料は変わらないので、安定した収入源のあるフリーランスに向いているでしょう。

社会保険の任意継続

所定の手続きを踏めば、会社員時代に受けていた社会保険をそのまま引き継げます。ただし退職日まで、二ヶ月以上継続して社会保険に加入していたのが条件です。

任意継続を申請するためには、退職日の翌日から20日以内に、「任意継続被保険者資格取得申出書」を住んでいる地域を管轄する協会けんぽ支部に提出する必要があります。

注意点は二つ。一つは保険料を全額負担しなければいけないことです。保険料は退職した時の標準月収によって変わります。最大で28万円を毎月払わなくてはなりません。

しかし国民健康保険との大きな違いとして、扶養家族が増えても保険料は変わりません。要するに扶養家族が多いほど、任意継続の方が保険料を節約できる、ということになります。

もう一つの注意点は、継続は最大でも2年間のみという点。2年たつ前にその後の健康保険制度について、目処を立てておくとよいでしょう。

参照:健康保険任意継続制度(退職後の健康保険)について | よくあるご質問 | 全国健康保険協会

健康保険に入らないとどうなるの?

まず前提として、日本の健康保険制度は強制参加です。つまり入らないということはありえません。ここで「自分には健康保険はいらない、だから保険料を払う必要はない」と保険料を滞納すると後々に面倒なことになります。

例えば1年以上滞納すると、医療費が全額自己負担となります。国民健康保険が負担してくれる医療費は3割。しかしたかが3割、されど3割です。一つ一つは小さくても、合わせれば大きな負担となりえます。国民健康保険に入ることで、未来の負担を減らしましょう。

その他検討すべき組合は?

健康保険ではありませんが、その他福利厚生を支援してくれる組合を二つご紹介します。+aの形でこれらの利用も検討してみましょう。

全国ソフトウェア連合会

全国ソフトウェア連合会(JASPA)とは、ソフトウェア産業の発展のためにつくられた組織です。JASPAに入る条件は、JASPAに加盟している組合の会員であること。

加盟組合はこちらから調べられるので、自分にあった組合がないか探して見ましょう。また共済制度に加えて、セミナーや共同受注を利用できます。

商工会議所

商工会議所位に加入することでも、会員向けの保険制度を使えます。生命保険や傷害保険に、通常よりも安く加入することも可能なんです。またJASPAと同様に、セミナー・イベントへの参加できる、といったメリットもあります。

商工会議所への入会方法や費用は角商工会議所で様々です。詳しく知りたい場合は、最寄りの商工会議所に問い合わせてみましょう。

まとめ

フリーランスが検討するべき保険について、特に健康保険に焦点を絞って紹介してきました。フリーランスはそれぞれによって状況が大きく異なります。守るべき家庭をもつ人もいれば、一人で独立しようとしている方もいるでしょう。そのため「この保険が一番いい!」とは一概には言えません。

自分の収支や家庭状況を考慮して、自分に合った保険に加入しましょう。

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